たんぽぽの詩 4

セミの鳴き声がして
   「あっ セミのこえや。」
   「あっ あの木かな。」
   「うん そうや。
    なつのこえ するもん。」
                         (5才児)
 

ごはんを食べ終わった後、
弁当箱のふたにごはん粒がついて
   「あー、これはママが
    おまけしてくれたのかなー?」
                         (4才児)


保育者の顔をじーっと見つめて
   「せんせいの目、キラキラしとる。
    アレー?
    なんで目のなかに R子おるんかなあ?」
                         (2才児)
 

夜なかなか寝ないので、
   母「羊さん数えるから、頭の中で想像してや」
   子「羊さんより、ブタさんがいい!」
   母「この際、なんでもいいわ・・・。
     ブタさんが一匹、ブタさんが二匹、ブタさんが三匹、」
   子「ハイッ!三匹の子ブタになったでしょ!」
                         (4才児)