2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

コスモス

コスモス 星野富弘風は見えない だけど木に吹けば 緑の風になり 花に吹けば 花の風になる今、私を過ぎていった風は どんな風に なったのだろう 妹のご主人が昨日79歳で急逝、心筋梗塞でした。郁ちゃん あなたをかわいがってくださったYおじさん、 あなた…

田口ランディさんのお話

涼 ご近所の家で 自分の過去ログに出会うのも一つの楽しみです。 6年前の7月30日にはこんなことが書かれています。・・・・・ 金沢東別院の夏季公開講座で、 昨日、ランディさんのお話をお聞きしました。「兄の自殺」、「アルコール中毒の父親のガン」を中心…

『ブンナよ、木からおりてこい』

先日(23日)は、偶然にも“畑のかえるさん”が、 『ブンナよ、木からおりてこい』 の朗読をアップされていて、感動したものです。5日後に、劇団青年座『ブンナよ、木からおりてこい』を見ることになっていたからです。昨日、観てきました。作=水上勉 補綴…

日常ちゃんと挨拶するかが まず大事で

・・・・・ アツアツアツアツアツアツッ! 下の階のお婆さんともバッタリ会った瞬間から、 暑いですね〜、もうそれしか出て来ない、暑くてたまらない、 そう言い合って笑います。 笑ったあとでふと、暑さがやわらいだような氣がしました。 誰かと言葉を交わ…

みんなやさしくなあれ

かっこちゃんのメルマガ 第2181号 「宮ぷーこころの架橋ぷろじぇくと」(2015年7月26日)では、 産経新聞に載った東田直樹さんに関する記事が紹介されていました。〜みんなやさしくなあれ〜「人は言葉によって傷つき、言葉によって救われる」 重度の自閉症を…

よかったなあ

ああ、遅かった、ねむの花の見ごろが過ぎていた、 と思ったのが一か月前でしたが・・・浅野川の上流、人通りの少ない日陰の道にひっそりと、 私のために咲いていたよ。ねむの花 7月25日道端はハグロトンボの楽園? 20匹位が群れていました。 よかったなあ …

おいもってすごいね!

さつまいも畑 隣の保育園の“つぶやき集”から園庭で走っているケンジくん 「ケンジ、ひとりでおにごっこをしたら、 だれにもつかまらん!」 (3歳児) さつまいもの絵本を見終えて 「なんで おいもって、土のなかで 息できるが? ぼく、できん。 おいもって…

蝶が飛んでいる。葉っぱが飛んでいる。

アカンサス 河井寛次郎の「饗応不尽」に続いて 『火の誓い』(講談社文芸文庫)からです。 戦時中寛次郎が体験したことが次のように書いてあって、心に残っています。 『この世このまま大調和』 私の住まっている京都も、何時どんなことになるか判らないよう…

なみだは いちばん小さな 海です

私の子供時代、能登の海辺に住んでいました。 郁代も、祖父母が住んでいたこの海で泳ぎました。 能登島に囲まれているので、年中波が静かでした。 〈折々のことば〉 108 鷲田清一なみだは にんげんのつくることのできる いちばん小さな 海です 寺山修司 どう…

金州城下の作

大地に豊かな実り 詩吟教室、最近の練習吟です。 金州城下の作 山川草木(さんせんそうもく)轉(うたた)荒涼 十里 風腥(なまぐさ)し 新戰場 征馬(せいば)前(すす)まず 人語らず 金州城外 斜陽に立つ“征馬前まず 人語らず・・・” なんと荒涼とした光…

無量無数の因縁によって

上高地が呼んでいる 岡本美穂子さんが話された鈴木大拙師の言葉が心に残っています。 「美穂子さん、仏の手だぞ」 「あなたの手だといっても、あんたが作ったわけじゃないだろう。 あんたの親がつくったわけでもないだろう」 お釈迦様の教えというのは、 無…

「上にも ほたるおる!」    

スイカ畑 隣の保育園の“つぶやき集”からほたるを見に行き、 「わぁ〜ほたる!] 「あっ!上にも ほたるおる!」 見上げてみると、お星さまがキラキラ光っていました。 〜連絡帳より〜 (2歳児) すべり台で寝転んですべっていて 「せんせい みて!“ながしそう…

喜び多い心に

「人は死ぬ。どう生きても死ぬ・・・」と、 きのう書いたところですが、すぐ後に訪問した全休さんのブログに「わたしは必ず死ぬ。 必ず死ぬが、死なない命に出会った」 と書いてあって、うれしくなりました。 ありがとうございます。・・・・・ 前世で成仏で…

「お母さん、もう いいんだよ」

私と同じように息子さんを病気で亡くされた友人が、七転八倒の苦しみを訴えてきます。 わが子を亡くした悲しみ以上に、 その間に起きた家族の人間関係のことで「許せない」気持ちにもがいているのです。息子夫婦の関係が冷え込んでいた時に息子さんが重病に…

この一枚の紙のなかに雲が浮かんでいる

きょうは雨 トマトも、とうもろこしも、梨畑も、樹も、 みんな喜んでいます。“無数のつっかい棒で支えられている生命・・・” と書いた同じ日に届いたメッセージです。〈折々の言葉〉 104 鷲田清一 この一枚の紙のなかに雲が浮かんでいる ティク・ナット・ハ…

「饗応不尽」

ここは郁代に会いに来るところ 縦横無尽に、郁代はどこへでも私をつれていってくれます。 ありがたいなあと思います。棟方志功の師である民芸運動の河井寛次郎の言葉「此世は 自分をさがしに来たところ 此世は 自分を見に来たところ」 「饗応不尽」無数のつ…

『リーチ先生』

新聞連載『リーチ先生』を読んで 、 南砺に根付く「土徳」が思い出されました。「富山県南砺市を歩いていると、さまざまな場所で柳宗悦、濱田庄司、河井寛次郎、バーナード・リーチという民藝運動をリードした作家の名前が聞こえてきます。 そして、実際それ…

クリス・ハートさん

クリス・ハートさん、デビューした2013年に紅白初出場を決めましたね。昨日の“スタジオパークからこんにちは”に出演 日本が大好きで、日本語がとてもお上手です。 日本に帰化する準備をしていると話されていました。クリス・ハートさん「糸」 詞・曲 中島み…

西田幾多郎  「我が子の死」

親鸞におきては、ただ念仏して、弥陀にたすけられまいらすべしと、 よきひとのおおせをかぶりて、信ずるほかに別の子細なきなり。 念仏は、まことに浄土に生るるたねにてやはんべるらん、 また、地獄におつべき業にてやはんべるらん。 総じてもって存知せざ…

「ぼくの心のなか、花でいっぱいや」

隣の保育園の“つぶやき集”から保育士との会話 せんせい「ありがとうね」 子 「せんせい、知っとった? ありがとうといわれると、心に花さくげんよ。 だからぼくの心のなか、花でいっぱいや」 (5歳児) 戸外遊び中に、やっとバッタをつかまえたけど・・・ …

山の上に登って

ブドウ棚 昨日の続きです。 「高いところにのぼると、いつもいるところがどんなところかをよく見ることができますね。 遠くに立って、自分を離れたところから、自分や自分のいるところを見ることが大切なんだと教えてもらいました」藤本愛吉師は、よき人から…

「日ごろの心」が教えられる

毎年東別院で始まる夏季公開仏教講座『聞』、 7・8月の9と10のつく日に合計12回行われます。 行けたり、行けなかったり・・・今年は何回お聞きできるでしょうか。初回は三重県正寶寺住職 藤本愛吉師・・・・・ 阿弥陀さまのはたらきは、 「えらばず・…

頭の体操

作家の津村記久子さんが書いていたんだけど、 漢字の「鬱」を書くことに挑戦したら、いつの間にか憂鬱な気分が消えていたという話、 面白かったです。2011年改訂の新常用漢字に「鬱」が仲間入りしましたが、 「IT関連用語として多く生活の中に入ってきている」…

「愛を積むひと」

樋口可南子さん、素敵でした。 亡くなった後、旦那さんの佐藤浩市さんへ次々に届く愛の手紙・・・北海道の美しい大自然に抱かれ、ゆったりした時間の中で石を積む。 「大きな石でも小さな石でも、割れた石でも必ずや必要な場所がある!」 佐藤浩市さんのセリ…

必要な時に 必要なことが

全休さん、「宿業は本能なり 5」ありがとうございました。亡くなる間際の郁代の言葉が思い出されました。 「やさしい家族、すばらしい家族がいたということに気づいたよ。 病気になった辛さより、そのことがうれしく有り難いことやわ」7月18日オーストラ…

兎毛羊毛のさきにいる ちりばかりもつくる罪の

日々、全休さんから仏の教えが届きます。 有難うございます。宿業は本能なり 4 からです。 よきこころのおこるも、 宿善のもよおすゆえなり。 悪事のおもわせらるるも、 悪業のはからうゆえなり。 故聖人のおおせには、 兎毛羊毛のさきにいる ちりばかりもつ…

梨の妖精

亡きご主人との想い出の地金沢へおいでたHさん、 私のブログで梨の花(4月)を見ていて、麻梨花ちゃんに会いたいといわれ、 家の近くの梨畑へ歩いて行ってきました。 そこで会ったのは梨の妖精? なんと、Hさんのご主人と麻梨花ちゃんは同じ年に亡くなってい…

〈折々の言葉〉 82 

ハンゲショウ(カタシログサ) 〈折々の言葉〉 82 鷲田清一 兵隊は地図を見たことがありません。 浜田知明 どこへ行くかも知らされぬまま行軍する日本軍砲兵隊を、 浜田はアリの行列のように小さく描いた。 その絵に釘付けになった美術評論家の酒井忠康は、…

「抱きしめる」ことの大切さ

浅野川 いつもの通りにねじばなの群生地 かっこちゃんのメルマガ 第2157号 「宮ぷーこころの架橋ぷろじぇくと」(2015年7月2日)からです。ときどき、ハートネットのピープルというたくさんの方のエッセイのページをみます。 昨日は大橋 広宣さんの「計算で…

生まれ変わっても

隣りの保育園の“つぶやき集”から カタツムリを見つけ 「ナメクジがおうち帰ったら、カタツムリねんよ」 (4歳児)青竹を長〜くつないだ、流しそうめんイベントがあった時 「毎日たべた〜い! 流しラーメンとか、流しうどんとか、流しごはんとか!!」 (4歳…