2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

お便りありがとうございます

本を読んで下さった方から、これまでにたくさんお便りを頂きました。 ありがとうございました。すぐに落ち込みそうになる私は、 どれだけ励まされてきたか、わかりません。 * 三十四歳の者です。大浦様の本「あなたにあえてよかった」読ませていただきまし…

トンボもゴキブリも昆虫なのに

青木新門さんは講演の中で 小学4年生の詩を紹介されました。 トンボもゴキブリも昆虫なのに 僕はきょう 学校の帰りにトンボをつかまえて家へ帰った。 おかあさんが、 「かわいそうだから放してあげなさい」と言った。 僕はトンボを放してやった。 トンボはう…

ドクダミの花

家の前に咲いている、ドクダミの花。 散歩していても、この季節、 どこにでも咲いているドクダミの花。昔からずっと、だまって咲いていたドクダミの花。 星野富弘さんの詩に出会ってから、 ドクダミの花と友達になったような気がしました。 ドクダミ おまえ…

おくりびと (3)

青木新門さんの講演は昨年もお聞きしたのですが、 今回はアカデミー賞受賞後のお話でした。ということで、映画「おくりびと」の原作が 「納棺夫日記」であることの違和感、 そして、本木雅弘さんへの賛辞が中心でした。 つぎのようなお話でした。 「納棺夫日…

葡萄ばたけ

浅野川に沿った隣の町は、以前は一面の葡萄ばたけが広がっていました。 いまでも、あちこちに葡萄ばたけが残っています。おいしくなるのは、お盆の頃でしょうか。

七カ条の起請文(三)

七カ条の起請文(三) 親鸞 268 五木寛之信空が読み上げた7か条の文章の一つ一つが、 綽空の胸に矢のように突き刺さってくる。 上人が念仏者に禁じた7つの約束とは、一、他宗を軽んじたり、世の仏や菩薩を誹謗しないこと。 二、念仏さえすれば戒を守る必要…

夕暮れの浅野川

昨日、親友の「ロンロンさん」と久しぶりにお会いし、 たっぷりおしゃべりしました。 「ロンロンさん」は、郁代に惚れ込んでいる人です。 いつもお世話になっています。 お会いする場所は決まっていて、由緒あるお店「石亭」。 外は30度を越す暑さながら、 …

生命が無くなるのではない

毎日「郁代はどこへいったんだろう」と思っていましたら、 濁川(だくせん)さまのブログに出会わさせていただきました。6月21日には、内山興正師の言葉が紹介されていました。 とても心に沁みました。濁川(だくせん)さま、読ませて頂きまして、 どうも…

イランのアリーちゃん

イラン大統領選をきっかけに起こった、 イラン改革派の抗議行動が続いています。厳しい統制を続ける現政権に対して、 選挙で落選した改革派のムサビ元首相の支持者がデモを行っていて、 それに対して政府や民兵が弾圧を行い、 多数の死者や負傷者が出ている…

終わらない物語

ウエブアルバムを送ってくださった、 Scott & Kyoko さん。 24時間テレビ1 24時間テレビ2 では、 「いくちゃん、あんなに辛い身体でオ−ストラリアまで会いに来てくれたのに、 テレビでは取り上げてなくて残念です」 とkyokoさんが感想を下さったので…

オーストラリア  Kakadu国立公園

郁代のお見舞いに来てくださったこともある、 オーストラリア在住のKyokoさんから、先日メールが届きました。 いくちゃんのおかあさん お久しぶりです。すこちゃんと私はオーストラリアの一番上 北部のアウトバックへ旅行してきました。Kakadu 国立公園は、…

七カ条の起請文 (一)

浅野川沿い 浜昼顔 〈あらすじ〉 恵信と結婚した綽空は、遵西から仲間に加われと迫られた。 彼らは念仏を逆手にとって人々に悪事を勧め、 法難による念仏の世の実現を画策。 それに乗じて黒面法師が、国家転覆を謀る。 弥七らは阻止すべく立ちあがった。 七…

けなげだねぇ

けなげだねぇ いくちゃんは。 みくちゃん(M ikutyan)になって喜ばせてくれるかと思うと、 おたまじゃくしを降らせてみんなを楽しませてくれたり、けなげだねぇ いくちゃんは。 ハッと気がついたんだけど、今この時に、66年ぶりの白山のライチョウ。 あれは…

イルカの表紙

いくちゃん本が出たとき、 「あなたにあえてよかった」を読まれた、メルボルンの「ミドリさん」からお手紙を頂いたのですよ。 「ミドリさん」も、いつかイルカといっしょに泳いでみたいそうです。 日系企業の駐在員の人事を担当しておりますため、 郁代さん…

愛されて オーストラリア     

「あなたにあえてよかった」表紙に使った写真です。郁代の遺したアルバム「オーストラリア編」から選びました。改めて写真の日付を見ると1997年7月となっていてびっくりしました。 郁代は日本で3年間旅行会社に勤務した後、 ワーキングホリディでオーストラ…

海はふるさと

敗戦色濃くなってきた1945年(昭和20年)春、 母の実家のあった「中島町小牧」へ疎開しました。 おたまじゃくしで有名になったあの中島町。 当時は金沢駅前に住んでいたため、強制建物疎開でした。 結果的に空襲は免れたのですが、 父母は生涯を、私は高校ま…

おたまじゃくしが降ってきた

おたまじゃくしが降ってきた 石川県七尾市中島町に、おたまじゃくしが空から降ってきたと、 新聞、テレビで一斉に報じられました。真夏のミステリー?とばかり、 真相についてコメンテーターのさまざまな説が飛び交い賑やかです。 罪のないところがいいです…

ほたるぶくろ

家のまわりに咲く、ほたるぶくろ。 先をちょっとつまんで、 花のふうせんを両手で叩くと、パンと音がするよ。いくちゃんとよく遊んだね。

異端の渦の中で (十二)   

異端の渦の中で (十二) 親鸞 253 五木寛之「念仏すれば悪人も救われるという上人の教えは、やさしい話のようで、 じつはなかなか難しい道かもしれぬ。遵西どのたちは、そこを逆手にとって、 行き過ぎを承知で世間に悪をすすめ、 他宗と正面衝突することを…

ピアニスト 辻井伸行さん

おめでとうございます!!米国の第13回バン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した、 ピアニスト 辻井伸行さん20歳。 「目が見えたら、真っ先に何を見たいですか?」 「両親の顔とか、友達の顔とか、海や、花火・・・ でも、心の目で見られているので…

花菖蒲園

卯辰山花菖蒲園が満開です。200種類、20万本咲いているといわれています。 病状が進み外出できなくなった郁代は、 子犬のビッキーを飼いはじめました。 車で10分ほどの菖蒲園へ家族で出かけたときの、 郁代が撮った写真がひょいと見つかりました。 捜してい…

留学生

このあたり一帯は、金沢大学 北陸大学の学生が多く住む街ですが、 両大学だけで千人近くの留学生が在籍しています。 中国人学生が一番多く、韓国、マレーシア、 台湾、インドネシア等と続きます。 街の通りを歩く時、 中国語のシャワーを浴びているなあと感…

飛騨高山

一昨日、近くのグループで飛騨高山日帰り旅行に行ってきました。 高山別院へお参りしました。 明治30年に飛騨の高山に生まれた念仏者、中村久子さんが忍ばれました。 「ある ある ある」 中村久子 ある ある ある さわやかな秋の朝 「タオル 取ってちょうだ…

白山にライチョウ

「国特別天然記念物で絶滅危惧種のライチョウが、 66年ぶりに白山で確認された」6月6日、地方紙、全国紙とも写真入りで新聞一面に載っていた記事でした。 なんだかうれしかったです。 新聞写真ライチョウは立山には生息していますね。 小学3年生のいくちゃん…

水田

金沢大学角間キャンパス移転、 山側環状道路の開通に伴い この辺一帯は大きく変わりました。以前は水田地帯でした。 ホタルもたくさんいました。 散歩していたら、住宅地にほんの少し水田が残っていました。

異端の渦の中で (十)

異端の渦の中で (十) 親鸞 251 五木寛之 遵西(じゅんさい)はなおも迫るように語りつづけた。「われらは町の辻、村の道ばたで人びとに説いて回っている。 ひとたび念仏を信ずれば、どんな悪行も許される、と。 念仏者はみんな平等だ。仏の本願とは、悪人…

兼六園ライトアップ コンサート

昨日は行列の後に、 夕方から「百万石踊り流し」(国道157号線 南町〜片町間) がありました。 飛び入り参加も自由、1万人以上が参加しました。 知り合いも多く、楽しく見学した後は、 お目当ての「兼六園ライトアップ コンサート」へ。 霞が池の内橋亭から…

百万石まつり

百万石行列が行われました。 加賀藩祖前田利家公は、金沢の礎を築いた人物として、 現在も市民に親しまれています。 その利家公を偲ぶおまつりですね。 「百万石行列」出発式 JR金沢駅 鼓門前 前田利家公 永島敏行さん お松の方 熊谷真実さん 「百万石行列」…

あなたの子供ではない

玄関の萩の緑 郁代はわたしのものではない。 喪った哀しさを、ぎゅっと握りしめて離さなかったら 郁代はよろこぶだろうか、 ずっとそんな思いがしていたのも事実です。 「あなたにあえてよかった」を読んで下さった 浅田洋さんの「うずのしゅげ通信」に、引…

子羊の「ゆきちゃん」

オーストラリアでの郁代の様子を友人が知らせてくださいました。子羊や牛と戯れる郁代の姿が目に浮かび、 こんなやさしい時間があったことを後で知って心が温まり、 私はなんだかうれしくなったのでした。 子羊の「ゆきちゃん」 ミエさん数多い郁代さんとの…