2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

夏季公開仏教講座

第50回夏季公開仏教講座 「聞」(もん) 於 金沢東別院本堂 あれやこれやとあり、毎年、聞きに行けない日も多いのですが。“お聞きしたら腹が立たなくなる”のではない・・・ “自分の思い通りにするために聞くのではない”と、わかりました。腹が立ったら、煩…

♪あるきはじめた みいちゃんが

連日の猛暑 浅野川の水量も減ってきています。 郁ちゃん お父さんの右眼は緑内障の手術をして進行を抑えていますが、 完治はしません。 だから、もし失敗したらと思うと、本人は頼りである左目の白内障の手術をするのが心配でした。運転にも差支えてきたので…

無償の愛          

「この間もありがとう」と、 知り合いの農家の方が大きなトマトをくださいました。 「最近は小さめのトマトが好まれ、 大きいトマトは市場では売れにくくなったんです」って。 『次郎物語』を書いた下村湖人という方の、 「心窓をひらく」という作品の中に、…

「鼻に水入らんのかなあ?」                   

隣の保育園の“つぶやき集”から大型ブロックを片づけているとき 赤色と黄色のブロックがくっついて、なかなかとれなくて 「あかいろのブロック、きいろのブロックのこと すきなんかなあ?」 (2歳児) 会話の中から 「“ゆうや”って、父ちゃんと母ちゃんと“ゆ…

出版界にも関心があって

近くの散歩道 大桑大橋からの夕焼け ]・・・・・ 本の火のつき方は、とてもひねったものになっていると浦沢は言う。 「本の紹介コーナーや、著者インタビューではそんなに動きません。 それよりもスタジオに移った時、人気タレントの 『最近自分はこの本には…

夢とうつつ

] 新聞や、テレビで 大切な人を失くされた東北の方のつぶやきに、 何度もであいました。 「夢で娘(大切な人)に会ったんだ。 夢が現実で、 娘(大切な人)のいない現実が夢だったら、 どんなに良いだろうと思うんだ・・・」わたしといっしょだなあ、と、 そ…

本当に生きる

わが家のグリーンカーテン 萩 あの頃も暑い日が続いていたなあと、思い出しています。 「あなたにあえてよかった」 より本当に生きる七月二十二日 腹水がひどくて、夜も眠れなくなっていた。 郁代の友達は、金沢はもちろん、 県外、海外からもこれまで以上に…

とうもろこし

“あらゆるものが差別なく輝いて見える” 青木新門さんのおっしゃった世界、 まどみちおさんのまなざしの先にも感じられます。以前勤めていた保育園では、暗誦した“まどみちおさんの詩”を、 卒園式に子供たち一人ひとりが発表していました。 日頃からよく口ず…

生死を生きる 4

青木新門さん「こころの時代」(2014年7月19日)より 生死を生きる 4〜死を隠蔽する社会〜今日のわが国の社会は、ヒューマニズム(人間中心主義)を基盤とした科学的合理思想で、パラダイム(時代の支配的な物の見方)が成り立っています。 こんな少…

生死を生きる 3

青木新門さん「こころの時代」(2014年7月19日)より 生死を生きる 3〜きれいな青ぞらと すきとほった風ばかりです〜葬式の現場・納棺の現場で死とは何かと考えるようになって、 死の実相を知った時点で仏教書を読み始めるようになりました。 私の住…

生死を生きる 2

青木新門さん「こころの時代」(2014年7月19日)より 生死を生きる 2あらゆるものが差別なく輝いてみえる 〜癌で亡くなった医師の闘病日記〜 叔父の葬式の2、3日後のことでした。 以前親しくしていた友人の住職から、 「ありがとう、みなさん」と題さ…

生死を生きる 1

アカデミー賞受賞映画「おくりびと」では描かれなかった、 「生」と「死」の本当の意味。 「死ぬ」とは、どういうことか―?「それからの納棺夫日記」(2014.02) の著者、青木新門さん出演の、 「こころの時代」(19日再放送)を見ました。ここに記す内容…

『うめめ日記』14

ああ、ここにも仏様のようなお顔ピカピカのおじいちゃんが・・・。 「うめめ日記」より 写真と文 梅佳代 (北国新聞 2014年7月17日) 『うめめ日記』13はこちら☆梅佳代(うめ かよ) 1981年、石川県生まれ。 高校の進路相談で「イチローと結婚したい」と真…

お顔がピカピカ

かっこちゃんのメルマガ第1806号 「宮ぷーこころの架橋ぷろじぇくと」(2014年7月16日)に、 お顔ピカピカの秘密が知りたいと書いてありました。(抜粋) 「酒井あじゃりさまは、じゃがいもしか召し上がらないのに、お顔がぴかぴかだったの。 それから、引き…

「ぼくも“つの”出てくる?」

隣りの保育園の“子供のつぶやき”からカブトムシが、ゼリーを食べているのを見て 「ぼくもゼリー食べたら“つの”出てくる?」 (2歳児) 外で遊んでいるとき 「せんせい きのうね はるか(自分)のうちに しあわせのちょうちょ きてんよ」 「どんなの?」 「…

拝まない者も おがまれている

歩いていたら、お寺の掲示板で見かけました。 拝まない者も おがまれている 拝まないときも おがまれている 東井義雄(とおいよしお)地蔵峠と呼んでいる坂道は、とても自転車のペタルを踏んでは走れません。 自転車を押して坂道を登ることになります。 そし…

暑中見舞い

看護師のトモミさんは郁代の最期を看取るため、 遠い愛知県から毎週のように来てくださいました。 ワーキングホリデーで出かけたシドニーで出会い、 ルームシェアしたことがある、切っても切れない親友でした。郁ちゃん あなたが旅立ってからトモミさんには“…

「あたりまえ」

今日は郁代とお別れするひと月前の日、あれやこれやと思い出されます。郁代も読んでいた 「飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ」 一言ひとことが郁代の言葉となって胸に迫り、涙があふれます。 あの時、郁代はどれほど望んだでしょう、 「あたりまえ」を。井村和清…

高齢者吟道大会

カボチャの花 昨日は北陸岳水会「高齢者吟道大会」に初めて参加しました。 70歳以上が対象で、初心者も上級者も同じ舞台に立つのです。 参加者約80名中、80歳以上が20名余り、 教室主宰者もおられ、皆さんお気持ちの若々しい方ばかりです。「発表し…

なぜ わたしなの?

山側の私の地域は8月がお盆ですが、 実家のある市街地は、7月がお盆の墓参りです。 今日は私もお参りに行きますが、土曜日なので人出が多そうです。命日の8月が近づくにつれ、しきりに郁代の事が思い出されてなりません。 ブログのどこを開けても、郁代に…

許す心

きのう、近所に住む仲良しのMさんと話していたばかりです。 時として自分に敵意を抱く人がいたら・・・ 本人が気づかないまま、周りの人を次々に傷つけているとしたら・・・。Mさんは優しい方で、 「相手の敵意に支配されないようにしたい」 「許すことで…

蝶が飛んでいる。葉っぱが飛んでいる。

アカンサス 「リーチ先生」を読んでいたら、 以前、河井寛次郎について書いたことがあったなあと、思い出されました。 『火の誓い』(講談社文芸文庫)に、戦時中寛次郎が体験したことが次のように書いてあって、心に残っています。 この境地、私にはとても…

「リーチ先生」

金沢の今日の気温35℃ 街を歩くと“きゅうり”のグリーンカーテンが・・・珍しいですね。 日本を愛し、日本人からも敬愛された英国人陶芸家バーナード・リーチ をめぐる物語が、 北國新聞(地方紙7紙)で連載中です。 日本民藝館設立にも関わった激動の人生、 …

「夏」

ネジバナ アバカンザス 夏 金子みすゞ「夏」は夜更し 朝寝ぼう。夜は私がねたあとも、 ねないでいるが、朝早く、 私が朝顔起こすときゃ、 まだまだ「夏」は起きて来ぬ。すずしい、すずしい、 そよ風だ。 「さみしい王女」より 夏には夜更かし・朝寝坊をしま…

「ありがた〜いことが、わかったがや!」

気がつけば、昨日、新聞の連載小説はこのように終わっていました。親鸞 完結編 五木寛之・作 第362回 自然(じねん)に還る(6)有難うございました。 ・・・・・ (前略) 覚信は尋有のいいたいことがよくわかるような気がした。 そして、ずっとこの数年来、考…

「すごいやろ!」

隣りの保育園の子供のつぶやきからプール遊びを楽しんでいるとき 「せんせい! かっこいい事するし見とって〜!」 勢いよく顔を水につけ 「すごいやろ!」 この日、初めて保育園で顔を水につける事ができました。 (2歳児) ミニトマト・ナス・ピーマンの苗…

じんせいが かわりました

玄関の壁に張り付いていて、逃げません。 生まれたばかりかな? きれいです! 人が思いを伝えるということは、 実はこんなに大きな力を持っているものなのですね。かっこちゃんのメルマガ第1795号 「宮ぷーこころの架橋ぷろじぇくと」(2014年7月5日)は、 …

熊のニュースでカラスを思う

広島の友人からのメールに・・・先日は市内に熊が出没したとニュースで知りました。 コワイですね、来をつけてください・・・去年は金沢城公園に熊が出て大騒ぎでしたが、 先日は御所町で散歩中のご夫婦がクマに襲われ、 ご主人が背中にかみつかれケガをしま…

あなたをおうえんしています

まりかちゃんの梨が、だいぶ大きくなりました。 意識がないと思われた方から、かっこちゃんへ手紙が届きました。「あなたのようなひとがいてくれることが おれたちのような いしきがないとされているひとたちの きぼうです」梨畑の隣りの林檎も、うっすらピ…

ねむの木の花

ねむの木の花が咲いている!!今年も郁ちゃんが待っていてくれたよ![梨畑の近く、 周囲は夏草で覆われて、誰も近づかない場所にひっそりと。気づいたのは三年前、 あれから毎年見にきます。 あなたに会えるのがうれしくて・・・。 新聞連載は、いよいよ晩年…