2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「ありがとう」と言いたかった

「高齢者の終末期医療とケアについて、胃ろうなどの人口栄養や、人工呼吸器の装着は慎重に検討する」の記事を読み、 郁代の終末に起こった悲しい出来事を思い出しました。 病状が進んでベッドから動けなくなっても、自宅で友人に別れを告げていた郁代でした…

金澤翔子さんの書展

ダウン症の女流書家 金澤翔子さんの書展を観てきました。 『一期一会』の屏風の前に座り、 翔子さんと語り合いました(心で)。 大河ドラマ「平清盛」 で、毎回お目にかかる題字 翔子さんは、多くの人に安らぎを与えて下さっています。

鈴木大拙「妙好人」

先日“柿仏”を送ってくださった「畑のかえるさん」のブログ、 柳宗悦と藤木てるみ著「妙好人源佐さん」を読んで、とても親しみを覚えました。・・・・・ 柳宗悦は、陶磁器や漆器、着物や刺子、その他たくさんの「もの」を愛でたが、「人」も愛でた。 宗悦は、学習…

頂きもので作る「大根ずし」

「大根ずし」の漬け込みは、これで4回目。 大根の切り方も、短冊切りにしたり、輪切りにしたり。 1週間ほど塩漬けして ]使うお魚も塩さばだったり、にしんだったり。 にしんは米のとぎ汁に一晩つけ、そのあと真水に一晩つけて・・・。 “麹(こうじ)”に熱…

雪は天からの手紙でした

雪は天からの手紙でした。 真っ白の郁代からの手紙にはどんなことが書かれているのだろう・・・ と思っていたら、本当に手紙が届きました。 郁代のテレビ番組 24時間テレビ1 24時間テレビ2 で郁代になってくださった女優の水津亜子さんから、 寒中見舞…

どっか〜んと雪

一夜にして、どっか〜んときました。朝の積雪35㎝。 長男は朝5時から除雪開始。 今冬3回目の除雪機出動です。 ここは家の前の道路です。 ついでにご近所さんなど、 ぐる〜り一周したら3時間かかりました。 ご苦労様、おやつをどうぞ!! 焼き餅、ふかし…

「happiness」

♪あたりまえに映る風景に宿る このかぎりない愛を きみへ伝えたい♪ 「人にたき火のような暖かさを与えてくれます」と、 chamy−bonnyさんが贈ってくださいました。 徳永英明「happiness」 ♪しあわせはほら すぐそこにあるのに 僕らはいつでも遠くに…

火って不思議やな

特別支援学校の教諭、かっこちゃん(山元加津子さん)のHP 「たんぽぽの仲間たち」は、素敵なお話でいっぱいです。 大ちゃんのつぶやきを紹介させてください。 大ちゃんが家に遊びに来てくれました。 お日様が出ていて、青空なのに、 空からは静かに大きな…

金沢21世紀美術館

一人旅の方を、自称「ボランティアガイド」の私が案内したのは 金沢21世紀美術館でした。 兼六園「真弓坂出口」を出てすぐに、左前方に真っ白な建物が見えます。 HPより 設計者、妹島和世と西沢立衛(SANAA)の代表作と言われていて、 この建物等により、 …

「いつか冷たい雨が」

昨日書いた 「“車に轢かれた猫”を抱いた高校生の郁ちゃん」へ chamy−bonnyさんがイルカさんの曲を贈って下さいました。 ありがとうございました。 「いつか冷たい雨が」 昨日とは一転、朝から「冷たい雨」が降っています。 次第にみぞれに変わって…

蝋梅を見に

昨日は久しぶりのポカポカ陽気。 兼六園までウオーキング(往復2時間)です。 雪のない道路を軽装で歩くのは何日ぶりでしょうか。 蝋梅を見に来ました。 花全体が黄色でろうそく細工のような花です。 素心蝋梅(そしんろうばい) 観光客で賑わう霞が池周辺 …

小さき者へのまなざし

家のすぐ前に出来た、日本でも珍しい三つ目トンネル。 郁代は完成を楽しみにしていたのですが、旅立った翌年開通しました。 積もった雪がある風景 積もった雪 金子みすゞ 上の雪 さむかろな。 つめたい月がさしていて 下の雪 重かろな。 何百人ものせていて …

悲しみの極みの至福の時間

近所のモクレン芽吹く 「念仏の人だった義父さん、がんで亡くなられた娘さん お二人が遺された言葉に導かれてお幸せです。 目をぬらしながら読んでいます」 全休さん 有難うございました。 「お幸せです」の言葉を頂き、 「あなたにあえてよかった」にも、同…

一番書きたかったこと

『やさしい家族、すばらしい家族がいたということに気づいたよ。 病気になった辛さより、そのことがうれしく有り難いことやわ』 あの辛さの中で、どうして言えたのだろうといまでも不思議です。 前の晩、婚約者のAさんへ渡した私からの手紙に、 『「ここま…

摂取して捨てざれば

ブログ「聞其名号信心歓喜」より 『凡夫ぶりがありのままに観察されるのでといいます』 を読ませて頂いて、 老衰で寝たきりになっていた義父(90歳)の言葉が思い出されました。 ほとんど食事も摂れないほど弱ってきたころ、 介護していた私を呼んで言いま…

思い出の神戸

しあわせ運べるように 「亡くなった方々の分も、毎日を大切に生きていく。 それが私たち生き残ったものの使命です」 この曲に込められたメッセージです。 しあわせ運べるように 作詞/作曲 臼井 真 一. 地震にも 負けない 強い心をもって 亡くなった方々のぶ…

サプライズ 2

一条真也さんが、 ブログ「WORLD ORDER」でchamy−bonnyさんとのつながりを書かれていました。 ・・・・・ ところで、ブログ「天国からの感謝状」でわたしに感謝状を下さった大浦郁代さんのお母さんである大浦静子さんから、須藤元気つな…

どんな時もきっとそばにいるから

主演の 渡辺 謙さん、 映画「はやぶさ 遥かなる帰還」の先行上映で、東北を回られましたね。 映画のメッセージは 〜僕らは彼に「希望」を託した〜 今朝のテレビ番組で 「東北の人たちは、忘れられることを一番恐れている。 日本という国が足踏みするなか、少…

60人の人と手をつないでいます

寒い朝 キラキラと輝いて 昨日の木造校舎の絵で、 「写生の絵は一年生。一年生といっても3つある。 小中高、どれだろう?小学生にしては上手すぎる・・・」 とのコメントがありました。ほんとに1年生?絵を見たとき、私もうまいなあと一瞬思ったのです。 (…

入試の頃     

写生会の絵 郁代一年生 その頃は木造校舎だった(現在は鉄筋) 右上方にピンクのテープが張ってあるけど、 校内で入賞したのでしょうかね。 センター試験が始まったようです。 高校入試もこれからが本番ですね。 この季節になると入試にまつわるエピソードが…

はるのかぜ

郁ちゃん、私たちこんなに大きくなりました。Sちゃん(中2) 孫のSちゃんの通った保育園では、 “まどみちおさんの詩”を、卒園式に一人ひとりが暗唱していました。 Sちゃんの発表した詩は、「はるのかぜ」でした。 はるのかぜ まどみちお わたしのほほに …

サプライズ

昨年8月郁代の7回忌でした。 「いくちゃんの笑顔は、ひまわりの花だった 」(孫のSちゃん) 「いくちゃんの花はいまでも私達の心の中できれいに咲いてるよ」 一条さんがご自身のブログで、「天国からの感謝状」 と題して郁代へ返信をくださいました。 丁寧…

感謝状

今日は11日、 1年余り前の2010年12月11日の私のブログをそのまま載せています。 作家でいらっしゃる一条さんがいろんな媒体で本の紹介をしてくださいました。 おかげでこうして郁代はいつまでもみなさんに出会えるのですね。 「必要な時に必要な人と出会え…

あなたと私、どうしてここに

満点星(どうだんつつじ) chamy-bonnyさんが御自身のブログ「少数派日記」で、 「mikutyanの日記」を紹介してくださいました。 有難うございます。 ・・・・・ ごく最近のことですが、偶然「mikutyanの日記」というブログに出会いました。 郁代さんというお…

自力無効

chamy-bonnyさん からのコメント、こちらにも載せさせて下さいね。 『いつも感動させていただいています。 郁代さんや、ご家族の方々のような心を、 地球上のすべての人が持つようになれたら、 その時が本当の世界平和の時なのでしょう。 されど、人間の本能…

ひとつの命を生きている

外出できなくなったとき、郁代は仔犬を飼い始めました。 動けなくなったときも、 ビッキーを抱いて毎日ベッドに会いに行くのがお姉ちゃんの役割でした。 「子育て中の若い人を応援してね」 「困った人を助けてあげて!」 もう残された時間がないとわかった時…

みんなの笑顔が見たいんだよ!

ミクちゃんとビッキー 砂場でトンネルを作っていて、 「なかなかトンネルできんね」 「光みえてきたら虹かかるかもしれんよ。 よしがんばって掘ろう」 (5歳児) 雪が降った後、おひさまが出てきたら 「おひさま、みんなの笑顔が見たいんだよ!」 (3歳児)…

出会い

最近は東北からのお便りが多くなった我が家です。 家に籠りがちだった長女が被災地支援に積極的で、 あちこちと支援したり、交流を持っているのです。 私は彼女のサポーターでしょうか。 心と心で繋がり、 顔の見える関係で出会いを持っているのがいいですね…

「冬ソナ通り」で会えるから

シドニーが夏なら日本は冬です。 今日のように凍えるような朝、 「冬ソナ」通りは一番美しいのです。 歩いて10分のところです。 郁代の最後の冬は、まさに「冬ソナ」ブームのころで、 郁代はいつも家でDVDを見ていました。 『冬のソナタ』が大好きでし…

なつかしのシドニー

昨年の元旦はシドニーにいました。 郁代が八年間過ごした、 青春の思い出がいっぱい詰まった街を訪ねたいと思いながら、 それまで辛くて行けなかったのです。 オーストラリアの旅の写真をみながら 再び郁代と出会っています。 シドニーオペラハウス 郁代が病…