どんな時もきっとそばにいるから

主演の 渡辺 謙さん、
映画「はやぶさ 遥かなる帰還」の先行上映で、東北を回られましたね。
映画のメッセージは
〜僕らは彼に「希望」を託した〜


今朝のテレビ番組で
「東北の人たちは、忘れられることを一番恐れている。
日本という国が足踏みするなか、少し背中から押してあげる。
そういう思いを届けられる映画になるという確信がある」

渡辺 謙さんの「東北を絶対に忘れない」との願いが伝わってきました。
辻井伸行さんが手掛ける音楽が楽しみです。


作家・田口ランディさんのブログは小田和正さんの曲についてでした。

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「たしかなこと」という曲について。
この歌詞のすごいところは、
「一番たいせつなこと」というのは、
平凡でありきたりな毎日の暮らしのなかで、
相手に対する気持ちを静かにもち続けることだ、と言いきっているのです。
この広い世界であなたと僕が出会ったこの不思議、
自分はその意味を探して生きる……つまり、
出会いを自分の生きる意味としてとらえなおし、
 それを問い続ける……と言うのです。


そして、相手がどんなに辛くても、
自分には側にいることしかできない、と語ります。
この人は、辛さや苦しみというのは、誰かが救えるものじゃなく、
自分しか自分を救うことができないってことを、わかっているんです。
だから安易に相手を「助けてあげる」と言わないのです。


だけど、僕は必ずあなたの傍らにいるよ、
そして、僕は僕の人生を誠実に懸命に生きていく、
それが僕にとって君をたいせつにするということなんだよ、
と歌っているのです。


ぜんたいに、小田さんの歌詞はどこか仏教的な感じがしました。
無常観と慈悲が感じられるというのかな。


ということで、私はあんがいと小田和正さんの歌が好きなのだ……
ということに気がつきました。
特に歌詞が奥深い。
小田さん自身が、
とても深い体験をされている方なのかもしれないですね……。(抜粋]
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何度も聴いた「たしかなこと」、
もう一度私も聴いてみました。胸に沁みました。



♪ 君は空を見ているか
  風の音を聞いているか
  もう二度とここへは戻れない
  でもそれを哀しいと
  決して思わないで ♪