2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

赤ちゃんのお仕事

ざくろ ひよこ組の良太ちゃんがヨチヨチ歩いていて 「おかたづけするよー。」 「先生、良太ちゃんステキやよ。」 「おかたづけしとったから?」 「ううん。だって 歩いとるもん。 赤ちゃんは、おかたづけせんでもいいげん。 歩くのが良太ちゃんの仕事やし、 …

「もうすんだとすれば」

川沿いのコスモス通りをよく歩きました。 コスモスがやさしく包んでくれて、 少しずつ元気になれました。 この道を歩くと、 今でも自然に涙がこぼれます。 暗いからこそ 明るいのだ 笑っているだけ 泣いているのだ まどみちおさん、有難うございます。 「も…

ハーモニーに満ちて

秋晴れ、浅野川に沿っての散歩がなんとも気持ちの良い日です。 昨年も今ごろでした。いつもの岸に咲く彼岸花(曼珠沙華) ススキがゆれて 鳥は舞い 鮎の投げ網漁を楽しむ人たち 「100匹は獲れたよ」 [ 足元には、芸術的に装った芋虫が這っていて・・・ 体長…

一条の光

北國新聞の今日の連載は、青木新門さんの〜いのちの旅〜でした。 これまでに直接お話をお聴きしていますので、 親しく読ませていただいています。 このような内容でした。 ああ、遠く宿縁を慶べ 青木新門 先日、愛媛県松山市に隣接する東温市に住む松田一と…

心の闇

「わたしは若いころ、ずっと心の悩みと、苦しみを抱いて生きていた。 うわべは元気にふるまっていても、深い闇のなかに生きていたのだ・・・」 親鸞の声が、五木寛之さんの声となって聞こえてきました。 全休さんのブログも“心の闇”でした。 「仏とは光、光…

高齢者の自覚

上高地の写真、もう少しありました。 新聞の“声”欄を読んで、 ああ、私と同じことをおっしゃってるわと思ったのでした。 大阪にお住いのTさん(76歳)は東京の友人と文通をしていて、 病気の話や通院の話が多いそうです。 そして、 ・・・・・ 物忘れがひ…

大地を蹴って

小学校の運動場で行われる保育園の運動会を観に行きました。 台風一過の青空。 風もなく、さわやかな運動会日和です。 年中はだしの子どもたち、 大地を蹴って走り、踊り、飛び跳ねていました。 日本中の子ども達が、 土の上を走りまわれたらどんなにうれし…

確かな光、希望

大野更紗著 「困ってるひと」(ポプラ社) ポプラビーチのwebエッセイが本になったのですね。 上智大学大学院でビルマ難民の研究、支援活動をしていたとき、 突然自己免疫疾患系の難病を発病した大野更紗さん。 ついた病名は「筋膜炎脂肪織炎症候群」というも…

かっこちゃんの魔法

別所岳展望台より かすかに能登島大橋が 第778号 宮ぷー こころの架橋ぷろじぇくと 2011年9月21日 より 昨日の続き、〈しーちゃんへの応援メール〉です。 ・・・・・ (A/Tさんから) こんにちは、突然メールをさせていただきます。 今日、息子と初めて、心…

誰か一人でいいから

第777号 宮ぷー こころの架橋ぷろじぇくと 2011年9月20日より〈しーちゃんからのメール〉 何年も前のことです。 「一度失敗したら、もう、絶対にだめなの?もう取り返しがつかないの?」 しーちゃんが悲しそうに言いました。 「そんなことないよ。みんな失敗…

クッキーの似顔絵

孫が手造りクッキーに描いてくれた似顔絵。 似てる似てる有難う!! 左 ばっちゃん 右 じっちゃん ] おちゃめなおじいちゃんだって パワフルなおばあちゃんだって 郁ちゃん、遺した手紙に書いてあったね。 「親孝行できなくてごめんね。 孫の顔、見せられな…

御山まつり

“小立野への坂道”を歩いて上がったら、 「御山まつり」の行列に出会いました。(昨日) その昔築城のため、 戸室山から出る石を、坂道を上がり、 町の通りを引いて金沢城へ運んだので、それに由来する行事です。 家の近くから戸室山(後方)の眺め まつりの…

二番目に言いたいことしか

二番目に言いたいことしか 人には言えない 一番言いたいことが 言えないもどかしさに 耐えられないから 絵を書くのかもしれない うたをうたうのかもしれない それが言えるような気がして 人が恋しいのかもしれない 「むらさきつゆくさ」 星野富弘 郁代の病状…

木がおどっとるんやわ

上高地にて ・・・・・暑くて窓をあけていると、お月さまが・・・ なかなか寝ない子に 「どうしたん?」 「おつきさま、わたしのことみとるし はずかしいげん。」 (5歳児) 保育者と一緒に外をみていて 「あ〜 木が ゆれとるよ〜」 「ほんとうだね〜ゆれて…

萩が満開です

玄関の萩が満開です。 今日も33度、9月としては異例9日間連続の真夏日です。 台風15号は今後やや発達しながら、19日にかけてゆっくり沖縄本島に接近する見込みです。 この台風15号の影響で、 先日の台風12号によって災害が発生した地域で、再び局地的に…

はじめてのリュート

リュートとバロックギター 彫刻、絵模様がとってもきれいですね。 県立音楽堂のミニリサイタル〜午後の音楽散歩〜も人気があります。 ちょこっと、気軽に出かけられます。 昨日は高本一郎さんのリュート&バロックギター演奏でした。 リュートは初めてなので…

いつも心がつながっている

上高地にて 昨日はすぐ近くの湯涌温泉で会合があり、 隣に座ったKさんと食事しながら久しぶりにおしゃべり。 私の子供と同年齢のKさんは、 受験生の進路でもめる親子の葛藤を話されます。 どこにでもある話・・・今思えばなつかしいなあ。 亡き娘の話題に…

乗鞍散策

一昨日の午前は、 上高地へ行く前に乗鞍畳平(標高2702m)へ寄り、一時間ほど散策しました。 初めに往復30分の魔王岳(2764m)へ登ってきました。 白山が2702mですから、白山より高いところに立っています。 ハイマツ 眼下に駐車場(畳平)…

上高地

昨日は日帰りツアーで上高地へ行ってきました。 夫が旅行好きなので、旅は道ずれ、私も誘われて行くようになりました。 郁代も大好きだった上高地には特別な思いがあり、 郁代に会えるようでよく出かけます。 梓川も高原の緑も美しく、風がさわやかでした。 …

「ありがとうの花」が紡ぎだしてくれる縁(1)

第767号 宮ぷー こころの架橋ぷろじぇくと 2011年9月10日より その(1) です。 ありがとうの花(三五館)の一節です。 そこにりささんからのメールを載せさせていただきました。 ・・・・・ 〈赤ちゃんがほしいと思いつづけて、ようやく一五年の年月のあと…

「ありがとうの花」が紡ぎだしてくれる縁(2)

前日の続きです。 第767号 宮ぷー こころの架橋ぷろじぇくと 2011年9月10日より その(2) 「ありがとうの花」を読んでくださった未来さんがメールをくださいました。 ・・・・ 未来と申します。初めてメールをさせていただきます。 私には、生後1ヶ月になる…

『書評』・・・「悲しみ」が「ありがとう」に変わる

以前紹介させて頂いた ありがとうの花―魔法のメルマガは朝8時に届く (三五館・山元加津子著) 今週発売「週刊朝日」の書評に載ったんです。一ページ全面です。 パチパチパチ!! よかったね、かっこちゃん、宮ぷー。 『ありがとうの花』 「悲しみ」が「あり…

わたしの心に似合った世界に棲んでいる

[ 先日は磯長御廟にお参りするご縁を頂き、有難いことでした。 若い頃より仏教を学んでいた亡き義父が、 信の拠りどころにしていたのが聖徳太子であり、親鸞聖人でした。 よくよくお聴きした『世間虚仮唯仏是真』(せけんこけゆいぶつぜしん) を、磯長御廟…

仏道の成就

やまぼうしの花(春) やまぼうしの実(秋) 「崇信」誌(9月号)に載っていたお話しが、心に残りました。 ・・・・・ 修行の場としての人生 「大涅槃を証する」(正信偈)とは 「ある人の生涯の意味が仏道の成就ということを目的にしたものであって、 それ…

もうすぐ生まれるのに

雨あがり 朝食にでたししゃもをじ〜っと見つめて 子「これ、おさかなのたまごか?」 母「そうだよ。」 再びじーっとみつめはじめた… 母「はやく、たべなさい!」 すると急にギャーッと泣きだして 子「もうすぐで生まれるのに、 おかあさんが焼いちゃった!!…

ウイーンの歌姫にうっとり

オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)の本拠地となっている 石川県立音楽堂 猛暑で気力減退? しばらくコンサートから遠ざかっていましたが、 秋風を感じはじめると、音楽堂へ足が向かいました。 以前住んでいた金沢駅前にあるので、気軽に出かけるので…

背負った荷の重さが軽くなるわけではない

新聞連載「親鸞」激動編(五木寛之・作)237 より転載しています。 山と水と空と(23)親鸞は恵信のほうへ目をやった。 恵信は明信と小野を左右に坐らせて、かすかに微笑していた。 親鸞は、ふたたび話しだした。 「つまらぬ思い出ばなしをしてしもうた…

磯長御廟

親しいお寺さんの方に誘われ、グループで1日、2日と 大阪方面の聖徳太子史跡めぐりをしてきました。 個人ではめったに行けないので、これも御縁ですね。 磯長御廟(しながごびょう) 聖徳太子は四十九歳で亡くなり、母間人の埋葬された磯長の御廟に太子よ…

かすかな灯火

講演会でよくお聞きした、五木寛之さんが子供のころの実体験。 用事を命じられ山越えで出かけたのだが、 夜の闇の怖さで身動き出来なくなった。 隣の町の灯火がかすかに見えたときのあのやすらぎは、 決して忘れられないと。 小説の中の親鸞は、五木さんご自…

大きな光に抱かれ

購読の月刊誌で連載中の『魂の書』 毎回〝光″に包まれます。 お母様の文章もなんと素敵でしょう。 書・・・金澤翔子 「大光(たいこう)」 60㎝×97㎝ 私には〝大悲″とも読めました。 文・・・金澤泰子 人間関係はギブアンドテイクで成り立つものと、私は…