かっこちゃんの魔法

別所岳展望台より かすかに能登島大橋が  




第778号 宮ぷー こころの架橋ぷろじぇくと  
                    2011年9月21日 より


昨日の続き、〈しーちゃんへの応援メール〉です。


・・・・・
(A/Tさんから)
こんにちは、突然メールをさせていただきます。
今日、息子と初めて、心を割って話せました。
どこから話していいかはわかりませんが、息子が今日
「父ちゃん、俺、やりなおすからね」と言いました。
息子が、中学校に通っていたある日、突然学校から電話がかかりました。
息子が友人を傷つけたということで、今、警察にいるというのです。
それまでに、素行が悪いというようなことを言われたこともなく、
何が起こったのかもわからないままに、息子は通学停止となり、
そのまま学校へは行けなくなりました。
高校は通信に通うことができましたが、息子はやはり、
心に傷を負っていたのだと思います。


なんとか、かっこちゃんの魔法に息子が触れてくれないかと、メルマガの内容を見ては、時折、メルマガを印刷して、息子の机の上に置いておきましたが、息子は読まずにゴミ箱に捨てていたのだと思っていました。
それでもいいと置き続ける毎日でした。


ところが、今日、昼にメールが来ました。
「しいちゃんの話ありがとう。心にしみました」。
そして、つい先ほど帰ってきた息子は私に、
「父ちゃん、俺、やりなおすからね」と言いました。
「ずっと車の免許を取りたいと思っていた」とのこと。
もちろんすぐに賛成しました。
あと一年、定時制の高校がありますが、息子はかっこちゃんのおかげで、
間に合いました。
本当に間に合いました。
しーちゃん、どうぞがんばってくださいね。
おじさんはしーちゃんのことは知りませんが、しーちゃんは大丈夫です。
息子のことを信じ続けてきてよかったです。
・・・・・


こんなとき、私は声をあげて泣きたくなります。
しーちゃんにメールを転送したらしーちゃんも、
「私も、声を上げて泣いているよ。うれし泣き」
と返事をくれました。
                       かつこ



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