2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

涙の流れるままに

オーストラリアでは、手ごろなアパートでもプールがあるのが普通のようで、 郁代は毎日スイミングの後出勤していた、と友人から聞いたことがあります。 スキューバダイビングのライセンスをとったくらい、海が好きでした。 29日NНK あさイチは アマチュア…

聞き上手

私の歩く道 私には空白の8年間でしたが、 郁代との思い出を多くの友人が知らせてくださったので、 オーストラリアでの生き生きとした郁代に出会え、本当にうれしかったのです。 日曜日に鈴鹿から来てくださった純子さんからの手紙、本に載っています。 ・・…

流しそうめん

郁ちゃん シドニーで親友だった純子さんが、ご主人、子供さん二人と一緒に、 郁ちゃんに会いに来てくださいました。 春に浜松から転勤、今は三重県鈴鹿市に住んでいられます。 近年道路事情もよくなり、4時間ほどで来れました。 純子さんは郁ちゃんを偲ぶテ…

すべてのことは、神様の贈り物

浅野川 同じことして なにしてる? 第1450号宮ぷーこころの架橋ぷろじぇくと (2013年7月26日)より転載させていただきます。 昨日は危機一髪でああよかったと思うことがありました。 小林さんが、旅の仲間にパ スポートだけは忘れないでくださいね。 何もして…

こんな苦しい目に遭うのなら

「ありがた〜いことがわかったがや」 義父のことばに触れるとき、 「こんな苦しい目に遭うのなら、生まれてこなければよかった」という、 重い病気にかかった、あるおじいちゃんの言葉を思い出します。 ・・・・・ 郁代が亡くなってしばらくたったある日のこ…

仏を讃える

「浄土は高い山の頂の先にはなく、一番下の、登り始める前の山の麓にあった」 全休さんの仏教ブログ「オチルモノヲスクウ」 を読ませていただきました。 郁代の声が聞こえてきました。 「会いたい人、みんなに会えてよかった。 あしたから、わたしだけの時間…

とうもろこしごはん

先日祝い膳に招待されたとき、 料亭で“とうもろこしごはん”をいただきました。 おいしかったので、家でも作ってみようと思っていたら、門門さんが、 「ひとくち噛むごとにこぼれ出すほどおいしい、とうもろこしごはん」と書いてありました。 さっそく今日の…

ただ念仏だけでよい

「学問をすることも、先祖供養をすることもいらない、 ただ念仏だけでよい」 新聞連載「親鸞」を読んでいます。 3枚の写真を一旦左につないでいったものが新聞の本文です。 つないだ後、上段を読み進み、次に下段を右から左に読みます。 金沢文芸館三階の文…

「元気ないくちゃんを覚えていてほしいから」

高校生と中学生になったSちゃんやAちゃんを見ていると、 「元気ないくちゃんを覚えていてほしいから、もう会えない」 と郁代が言ったときの深い悲しみを思わずにはいられませんでした。 もう外出できなくなったとき、 郁代の唯一の楽しみが幼いSちゃんや…

水辺のふたり

「Sちゃんも、Aちゃんもブカツで学校だよ」 と、みくちゃん。 日曜日のふたりです。 郁ちゃん、 あなたの生まれ変わりのようなみくちゃんは、パパが大好きです。 郁ちゃんが可愛がっていたSちゃんは高校生に、 Aちゃんは中学生になりました。

梅佳代「のと」

梅佳代「のと」より 私は能登に住んでいたので、1枚1枚の写真がとてもなつかしく感じました。 郁代も能登の海が好きでした。 ・・・・・ 能登のいいところって、どこですか? 梅 海があって、山があって、地味なところね。 地味なところが、いいところ。 ・…

“カラス”は続くよどこまでも

カラス物語の始まりは、 散歩の途中カラスに襲われたからでした。 街に立て看板の新聞記事では、 ヒナが飛び立つ練習をする5月下旬から6月上旬が「特に危険」と書かれていました。 もうすぐ8月です。これで大丈夫・・・ 「おさんぽ、おさんぽ、うれしいな…

コンサート

『オーケストラアンサンブル金沢』定期公演に行ってきました。 私の場合、ウオーキングをするために「コンサートにでかけよう」 となるわけです。 森雅史さん、隣県の高岡からも後援会のみなさんが応援にきていられたようで、 盛り上がっていました。 メンデ…

「風立ちぬ」

このカタ・ジュタもアボリジニの聖地 です。 「風の谷のナウシカ」 カタ・ジュタには「風の谷」という往復4.2km(第一展望台まで)のトレイルがあり、宮崎駿監督の名作映画「風の谷のナウシカ」の舞台の原案となった場所。 入り組んだ岩と岩の間を吹き抜ける…

☆隣の保育園の“つぶやき集”から 雷が鳴っていて 「お外、電気つくん?」 (3歳児) ピカピカの満月を見て、 「お月様が落っこちてきたらママ受け止める?」 「お月様ってどれくらいの大きさやと思う?」 「これくらい(バレーボールくらいの丸を手で作る)…

無量無数の因縁によって

上高地 岡本美穂子さんの話された鈴木大拙師の言葉が心に残っています。 「美穂子さん、仏の手だぞ」 「あなたの手だといっても、あんたが作ったわけじゃないだろう。 あんたの親がつくったわけでもないだろう」 お釈迦様の教えというのは、 無量無数といっ…

水辺パトロール

今年は猛暑が早くやってきましたが、 それに比例するように水死事故のニュースも毎日報じられています。 その度に、“溺れた幼児が助かった”あの日のことが思い出されてなりません。 昨年も書いています。 ・・・・・ その年、七月の下旬なのにまだ肌寒い日が…

全てのことは メッセージ

上高地 やさしい花たち 「ホーホケキョ、ケキョケキョ」 林の中を歩いていると、 右から左から、まえからも、うしろからも 私に寄り添ってずっと聞こえるうぐいすの美しい音色。 目にうつる全てのことは 郁代からのメッセージ・・・ ♪カーテンを開いて 静か…

「大拙を偲ぶ会」

鈴木大拙の命日にあたる7月12日18時から、 「大拙を偲ぶ会」が開催されました。参加者は先着30名です。 「水鏡の庭」の中に浮かぶ浮島のような「思索空間」で、 岡村美穂子名誉館長が大拙の思い出を語りました。 鈴木大拙館までは歩いて1時間、 猛暑日が続い…

上高地から徳沢、横尾へ

昨年は偶然白川郷の秋祭りに出会い、感激しました。 その時は4時間かけて 「徳沢」までを往復しましたが、 今年は上高地からその先の横尾まで3時間歩き、横尾山荘で一泊したのです。 上高地です。 河童橋の向こうに穂高連峰が見えます。 人気スポット、梓川…

上高地でウオーキング

全国、真夏日が多かったようですね。 上高地へ行ってきましたが、とても涼しく気持ちよかったです。 「都合がついたから、行こう!」と、旅行好きなつれあい。 いつも急に決まります。 毎年行っています。 〈上高地の前に白川郷〉 高山行きは定期バスを利用…

抱きしめたくなる

「おばあちゃん、きれいなお花ある?」 「パパとママがケンカしたんだけど、 どっちもまだあやまっていないんだよ」 「ママにお花あげたいの。 “パパにあげてね”って」 翌日、 「ママにはね。なんにも言わないであげたよ」 みくちゃんは、生まれたてのひとだ…

生まれたてを見てきた人びとの喜び

友人たちへのお別れの旅、 ドクターストップをかけようか・・・ 医師が前日まで迷った郁代のオーストラリア訪問。 後で手帳をみると、「ウルル」まで出かけていたのです。 でもその日は気温が40度と高く、登山禁止の表示が出て登れませんでした。 郁代を訪ね…

舞い踊る

「チケットあるから行かない?」 昨日の朝、知人から突然の電話がありました。 会場は兼六園近くの本多の森ホール、お散歩がてら行ってきました。 民舞北川会(北川晴勝・晴由主宰)による豪華な民謡民舞、 十分楽しませてもらいました。 中村栄一・茶谷邦瑶…

「あっ、テントウムシ!」 どんな小さな虫もみつける、ミクちゃんは不思議な女の子 虹 まど・みちお ほんとうは こんな 汚れた空に 出て下さるはずなど ないのだった もしも ここに 汚したちょうほんにんの 人間だけしか住んでいないのだったら でも ここに…

信じてもらえる日がきた

ずっと伝えたかったで紹介させて頂いた中島基樹さん。 テレビ番組の動画が見れました。 かっこちゃんはメルマガ(7月3日)で、このように書いておられます。 ・・・・・ 私はこの動画を見ながら涙がとまりませんでした。 その理由はひとつではなくて、いっぱ…

「親鸞は悩みの天才なんですね」

五木寛之「親鸞 完結編」の新聞連載が、 全国約40紙で7月1日から始まりました。 「親鸞 激動篇」では 師、法然上人に出会って、95日間にわたって煩悶と苦悶の末、 「ただ念仏して、弥陀にたすけられまいらすべし」と、 よき人、法然上人の門下生になられたこ…

翼をください

ビッキーと散歩中 「幼稚園で七夕飾りの願い事書いたよ」 「“とりになって そらをとびたい”って。 鳥になって、空をさわりたいなあ・・・」 鳥の羽根がよく落ちています。 駆ける 駆ける みくちゃんは鳥になった・・・ ああ、あれは郁ちゃんだ!

「シビ王物語」

玄関の萩もみどり (昨日に続きます) 渡辺愛子師が朗読された、仏典童話「シビ王物語」、紹介させていただきます。 ・・・・・ 昔々、インドにシビ王という慈悲深い王がいました。 ある時、シビ王の元に一羽の鳩が舞い込んできて 「鷹に追われています。私…

仏典童話

近くの西方寺の直美さんからお誘い頂き、 仏典童話作家渡辺愛子師のお話しをお聞きしました。 出版物などで存じていましたが、ご本人から直接お聞きし心に沁みました。 いつも読ませていただいています、勝福寺様の如是我聞より、 今日のお話しのところをお…