上高地から徳沢、横尾へ
昨年は偶然白川郷の秋祭りに出会い、感激しました。
その時は4時間かけて 「徳沢」までを往復しましたが、
今年は上高地からその先の横尾まで3時間歩き、横尾山荘で一泊したのです。
人気スポット、梓川に架かる河童橋です。
夏に一度は、テレビニュースに取り上げられる所ですね。
白樺の林を歩く
明神池近く、梓川の清流です。橋の上から撮っています。
明神池によって休憩しました。上高地からは1時間です。
明神岳です。
途中「徳澤園」でコーヒーを飲み一休みしました。上高地からは2時間です。
ここは氷壁の宿として有名です。
☆昭和31年、小説「氷壁」(井上靖著)の連載が朝日新聞で始まりました。
小説の人気に伴い、登山ブームが起き、上高地は空前の賑わいになりました。
切れるはずのないナイロンザイルが切れ、
登山中に亡くなった友人の死を追う主人公。
友情と恋愛との確執、
「山」という自然と都会との対照が読む人々を魅了します。
文中に登場する「徳沢小屋」は氷壁の宿・徳澤園のことで、
山登りを愛した井上靖氏の常宿でもありました。
宿には井上靖氏直筆の手紙が飾られています。
横尾山荘まで、上高地からは3時間かかりました。
横尾山荘前です。
→右方向は、槍ヶ岳11kmと表示されています。
橋を渡ると穂高岳への登山口「涸沢」へ行くことができます。
今年は登山道に、まだ雪が残っているそうです。
「涸沢」行きは来年の楽しみにとっておくことにしました。
(2日目に撮った写真も使っています。)
上高地へ来ると郁代に会えるような気がします。