2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

あたりまえ

郁代の気持ちそのままを書いてくださっているなあと、 涙が出てとまりませんでした。 あたり前の中に幸せがある 養護学校教諭 山元加津子 あたり前の日が 少しもあたりまえでなく たくさんの何かに守られて たくさんの何かに愛されていた 特別な日であったこ…

四高記念館

21世紀美術館を抜け、デパートへ行ってきました。 香林坊方面へ出かけるとき、必ず通るのがこちらです。 帰りのバス待ちの時間、イベントを見て過ごすこともあります。石川四高記念文化交流館

あれもこれもあった! あった!

鈴木章子さんの言葉に、これまで何度も励まされてきました. 『癌告知のあとで』探求社 鈴木章子著 より よく新聞などで有名人がガンで亡くなると、「ガンに負けた」といいますが、死が負けであるなら、 生きとし生けるものすべて敗者であろうかと思います。…

院展

アナトリア高原 カッパドキア トルコ 平山郁夫 「院展」が終わりに近ずいていたので、 先日、県立美術館へ出かけました。 「文明の十字路を往く」 平山郁夫 「寒明」 下田義寛 の大作を前にして、いつまでも座っていました。 郁代と出会っている時間でした。

たんぽぽの詩21

窓から外を見上げて 「ねーねーせんせい。ぼく そらとびたい!」 「どうしたん?どうして とびたくなったん?」 「だって、まだ 一かいも とんだことないもん…」 (5歳児) せんせいがお部屋の窓を拭いていて 「なんか ガソリンスタンドみたい!」 (2歳児…

愛だけを残せ

中島みゆきさんの大フアンです。 映画「ゼロの焦点」ロケ地 ヤセの断崖ヤセの断崖 posted by (C)KYR 映画「ゼロの焦点」主題歌

冬ソナ・秋

家から10分ほど歩いたら行けるのですが、 「太陽が丘ニュータウン」入り口に、 “冬ソナ通り”があります。 雪が降ると、金沢版「冬のソナタ」で有名なのです。 いまはメタセコイアの紅葉がきれいなので、 休日にはカメラを持った見学者で賑わいます。 昨日…

甦るために逝く

「円楽さんのお別れ会」での桂歌丸さんの言葉が心に残りました。 「番組で『女と別れる時の言葉』というお題が出た時に円楽さんは、 『別れなければまた会えないじゃないか』 と答えた。 なんてキザなと思いました。 また会うために今日はお別れしましょう」…

夜泣きイチョウ

先日のもみじウオークでは、 山深いスタート地点から、 往路はバス、復路がウオーキングというコースでした。 復路終点に近ずいたころ、初めて見る大イチョウ。 「こんにちわ。イチョウさん!」 こんなところに立っていたなんて、知らなかったよ。 平成16年…

ゼロの焦点

見合い結婚で夫・憲一と結婚した禎子。 しかし結婚式から七日後に、夫は仕事の引継で勤務地だった金沢に出かけ、そのまま行方不明となる。 夫の過去をほとんど知らない禎子は、憲一の足跡をたどって金沢へ。 映画「ゼロの焦点」(松本清張・原作)をみてきま…

親鸞の海

親鸞流罪の地、越後の居多ヶ浜を訪れたのは、 今から3年ほど前でした。 20人ほどのグループ旅行でした。 親鸞聖人とお供の二人を描いた 「親鸞聖人居多ヶ浜御上陸の図」のレリーフ この居多ヶ浜には、 聖人が越後を去って関東へ行かれるときに名残りを惜し…

たんぽぽの詩20

お姉ちゃんとの会話 「みいちゃんのせんせい、かわいせんせいやったっけ?」 「ううん ちがうよ!」 「あれっ?ちがったっけ?」 「かわいせんせいは みんなの かわいせんせいや!!」 (3歳児) おやつに出たとうもろこしを、1粒ずつとってたべていた友達…

親鸞を終えて

手さぐりでの1年間 五木寛之 お疲れさまでした、といろんな人にいわれる。 ことに旅先の各地で、見知らぬかたから声をかけられることが多い。 これまで何度となく新聞の連載小説を書いてきた。 しかし、こんどのように読者から親しげに労をねぎらわれるよう…

遠い自然

お知り合いのSさんからのお手紙にあります星野道夫氏の言葉。 「遠い自然は、心の中で思うだけでもいい。 そこにあるというだけで、何かを想像し、気持ちが豊かになってくる」 が大好きです。わたしを支えてくれています。 Sさん、ありがとうございました…

ありがとう!

昨夜のTV、エチカの鏡は、「死ぬときに後悔すること25」(大津 秀一著) をとりあげた番組でした。 1、たばこを止めなかったこと 2、感情に振り回された一生を過ごしたこと 3、遺産をどうするか決めなかったこと 4、故郷に帰らなかったこと 5、仕事ばかりで…

もみじウオーク

第五回「白山・手取川もみじウオーク」に参加しました。 14・15両日で、2700人が参加したそうです。 (北国新聞HP) 7コースの中から、私は姥ケ滝・ふくべの大滝めぐり21㎞のコースを選びました。 姥ケ滝(111m 日本の滝100選に選ばれています…

“級長”

兼六公園ライトアップ 大学卒業後、郁代はしばらく旅行会社に勤めていました。 会社は兼六公園に近いところにありました。 ツアー客の皆さんにも、郁代との思い出が強く残っているようなのです。 「父親を伴った初めての中国旅行が忘れられません」 ある日、…

宮ぷーはわたし

宮ぷーはわたし。 これまで、どんなにつらいことがいっぱいあっただろうかと、 わたしにはわかるの。 わたしも、動けなくなった・・・ 何も食べれなくなった・・・ 水も飲めなくなったの・・・。 息もできなくなった・・・。 かっこちゃんは、真っ暗闇の中の…

たんぽぽの詩19

ともだちがもらした、おしっこを見て 「ハートみたい!」 (2才児) 用水を流れる花びらを見て 「お花ういとる!お花ときょうそうや! でも まけるわ。 お散歩中やし あるかんなんから。」 (5才児) 大型ブロックを片づけているとき赤色と黄色のブロック…

愚禿親鸞の海(3)

愚禿親鸞の海(3) 親鸞 353 五木寛之 「鴨川のほとりを通っていきたいのですが」 と、親鸞は役人に頼んだ。 あたりの様子を見て、役人はしぶしぶ承知をした。 この場を穏便におさめたいのだろう。 親鸞たち一行は吉水の坂をおり、鴨川の岸辺への道をたどっ…

あいたくて

ブログを始めて1年経ったなあと気がつきました。 あいたい・・・ どうしたらあえるだろう・・・ 旅をすると、そこにあなたがいる。 日記を開くと、あなたにあえる。 ありがとう。 ごめんね。 だいすきだよ。 あなたの声が、いつでも聞こえる。 いくちゃんに…

竹久夢二館

昨日、ウオーキングの後身体を休めた「白鷺の湯」の隣に、 竹久夢二館があります。 夢二と彦乃二人の愛の聖地「湯涌」 「湯涌なる山ふところの小春日に 眼閉じ死なむときみのいふなり」 東京日本橋の紙商、宮内省お出入りという老舗の、 父親自慢の娘であっ…

湯涌温泉

今度の日曜日、ウオーキングイベントに参加するので、 今日は予行練習です。 新しくできた朝霧大橋を渡り、湯涌温泉まで(片道10キロ)いざ出発! 湯涌温泉の奥にある、玉泉湖(ぎょくせんこ)で一休み。 とても静かでしたので、 しばらく本を読んで過ごし…

緩和ケア病棟で

広島のKさんからお便り頂きました。 お目にかかった事の無い私でございますが、どうしてもという気持ちにかられましてお便りをさせていただきました。 一気に最後まで読み、深い感動を抱いています。 と申しますのも、 私の唯一人の兄が若くしてたった一ヶ…

本田美奈子さん

今日が本田美奈子さんの命日ということで、 いろんな番組でとりあげられていますね。 4年前の同じ時期、郁代と美奈子さんは重い病気と向き合っていました。 美奈子さんが旅立たれたのは、郁代の3ヵ月後でした。 二人とも、 小さな幸せの中に本当の幸せがあ…

松井選手MVP おめでとう!

ワーイ!ワーイ! 石川県内今日のビッグニュースは、 なんといっても松井選手のワールドシリーズMVPでしょう。 地元新聞社は号外をだしましたよ。母校の星稜高校は、我が家から4km。 私のウオーキングコースなのであります。 高校時代のエピソードも、数…

たんぽぽの詩18

せんせいが遅く出勤してきて 「おはよう!」 せんせいに抱きついて 「もう2度とあえないかとおもったよ!」 (2歳児) 卯辰山遠足でもうすぐ到着しそうな時 「あ〜 うたつやまって とおいんかあ〜」 「もうすぐ つくよ。」 「やったあ〜! うたつやまって …

雪吊り

兼六園HPより 11月1日より、兼六園の雪吊り作業が始まりました。 有名な「唐崎の松」からで、NHK全国ニュースで流れましたね。 支柱の高さは17メートルとか。 今日は、各地で初雪、初氷があったようです。 金沢は夜間、初あられ。

法勝寺炎上  (十二)

〈あらすじ〉 綽空は法然が授けた名、善信に改名。 師の教えを進めるべく吉水を離れた。 遵西と黒面法師は、鹿野と善信を人柱に八角九重塔に火を放つ。 だが遵西は鹿野にわが子の妊娠を告白され、 燃える塔から二人と共に脱出した。 法勝寺炎上 (十二) 親…

本願寺展

もうすぐ終わってしまうので、 あわてて本願寺展を見に行きました。浄土真宗の教えを記した「教行信証」では、 800年前の親鸞聖人にお会いしたようで感慨深いものがありました。 国宝「三十六人家集」に代表される雅やかな古筆にも、 くぎずけになったのでし…