夜泣きイチョウ
先日のもみじウオークでは、
山深いスタート地点から、
往路はバス、復路がウオーキングというコースでした。
復路終点に近ずいたころ、初めて見る大イチョウ。
「こんにちわ。イチョウさん!」
こんなところに立っていたなんて、知らなかったよ。
平成16年石川県指定天然記念物。
所在地 白山市瀬戸
幹 周 9.8m
樹 高 35m
樹 齢 伝承500年
「夜泣きイチョウ」の名前の由来
昔、この樹上に棲みついた天狗が、夜になると時々大きな声で泣いたとの説話によるものです。
また、江戸時代の終り頃にできたとされる地元の民謡、
「おおつえくずし」にも名所の一つとして“瀬戸のいちょの木”と謡われるなど、古くから親しまれています。
手取川上流の標高340mの豪雪地域で500年以上の長い年月をかけ巨木に成長した実例として、
学術的にも貴重であり、文化財的価値が高いため、
天然記念物に指定し、その保護を図ることが必要とされました。
秋の自然に包まれ、とっても幸せでした。