2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「土と火と子どもたち」

泉の台幼稚舎の、野焼きで製作した『陶芸展』がラブロで開催中です。 友人である新保裕子園長の、 幼児教育に対する熱い思いにいつも刺激されます。 34回も続けられていることに拍手!! 寅 かえる ドッチボール 「土と火と子どもたち」の世界に、 子どもの…

世界百名山  

アーカイブ 白川義員さんの『世界百名山 9000m上空から撮る』をみていました。 朝日に輝く一瞬のエベレストに圧倒されました。 生と死の境目でとらえる息をのむ映像!! 「大自然の中に入ったら、自分の思い通りにならないことばかりですよ」 「ただ 祈…

たんぽぽの詩27

雛人形をみていて 「あれ ほしいなあ・・・」 「どの お人形ほしいの?一番上のおひなさま?」 「あれはいらん!」 「じゃ あのお雛様のとなりの お内裏様?」 「そんなの いらんげんてー。 ぼくのほしいの、あの おかしのことや!」 (3歳児) 手を洗って…

「眼にて云ふ」

思い出の1冊 青木新門 「眼にて云ふ」 宮沢賢治 作 私の場合、1編の詩が私の死生観や人生観をも変えたと言っていい。 それは宮沢賢治が晩年に書いた文語詩の中にある臨死体験の詩といってもよい1編である。 壊血病で血が出つづける40度近い高熱の病床で…

蝋梅

透き通るような青空です。 昨夜の「NHKニュース9」で紹介されていた、 兼六公園の花を見に行くことにしました。 蝋梅(ろうばい) 「きれいですね」 「いい匂いですね。写真といっしょに匂いもとれるといいですね」 「そのうちとれるようになるんじゃないで…

 花びらの雪

お日様が出ていて青空なのに、朝方、空からは静かに雪が降っていました。 原田大助さんの詩を思い浮かべました。 お天気の中で 花びらの雪がおりる こんな日は 雪も 楽しいことを 考えとるやろ

涙そうそう

「涙そうそう」も今までに何度も聴きました。 何度聴いても涙がぽろぽろこぼれます。 晴れわたる日も 雨の日も 浮かぶあの笑顔 思い出遠くあせても おもかげさがして よみがえる日は 涙そうそう 「涙そうそう」は沖縄の言葉で、 「涙がぽろぽろこぼれ落ちる…

スキー日和

気持ちよく晴れわたっています。 SちゃんやAちゃんは家族でスキーに出かけました。 来週は学校のスキー遠足があるので、練習でしょうか。 郁代もスキーが大好きだったね。 年末にオーストラリアから帰国すると、 友人とスキーに出かけました。 本人より先に…

誰に愛されたか  誰を愛したか

天童荒太さんがインタビューでお話していたこと。 『悼む人』について読者から頂いた手紙を見ると、 亡くなった人に対し罪悪感を感じている方が大勢いらっしゃった。 家族や友人をなくされた方は、どんな形の死であれ、 もっと自分は何かできたのではないか…

春を待つ

通りかかったお寺の掲示板の言葉が心にとまりました。 人のいうことを ナルホドそうかと うなづけたら 何かそこには 小さな花が 咲くようである 榎本栄一 郁代のお墓を囲む満天星が春を待ちわびています。 満天星(どうだん)つつじ

たんぽぽの詩26

いもほりを終えて 「おいも、どこにいた?」 「土の中におったー。」 「みーつけた!ってしたね。」 「そうだね。」 「おいもさん、『あーみつかっちゃった』って言ってたよ。」 (3歳児) 外遊び中 「この葉っぱって 占いできるげんよ。 はいこれが田中先…

雪は天からの手紙

書店で突然立ち止まってしまい、気がついたら 「雪は天からの手紙」(中谷宇吉郎著 エッセイ集)を手にとっていました。 旅立ってから4年目の冬にはじめての大雪。 1年前から送り続けたわたしからの手紙(ブログ)に、 郁代が天から返事を届けてくれたので…

足あとつけてあるいてるんや

毎朝八時に送られてくる 宮ぷー心の架橋プロジェクトによる 山元加津子さんからのメルマガで、 だいちゃんの言葉に出会いました。 雪がふってなくても 本当はみんな足あとつけてあるいてるんや 見える事が大事ってわけじゃないんやわ 原田大助 今年は雪が多…

雪の中に白く

真っ白の雪の中に白く、金沢21世紀美術館。 丸いから愛称は「マルビー」。 建物の周囲は総ガラス張りなので、中にいる私も雪の中。 金沢市内全小中学校が参加する、作品展がありました。 『輝け!未来の巨匠たち』 4年生Aちゃん 写生「マリーゴールド」 6…

阪神大震災から15年

郁代が神戸の大学生の時、教育実習で担当した教え子からの作文が残っています。 大浦いくよ先生へ 三年五組 村原じゅんこ大浦先生が初めてわたしたちの教室に来た時、 私はやさしそうな先生だなあと思いました。 あってから何日かすぎてわたしは、給食の時間…

美しい空

空がこんなに美しいと知らなかったよ。 久しぶりの青空がまぶしかったよ。 遠くに白い頭を出すのは医王山。 雪の兼六園を通ってお出かけしました。 霞が池氷結 内橋亭 ]

ゆきがふる

雪が降ると思い出します。大好きな詩です。 ゆきがふる まど みちお ふるふる ふるふる ゆきが ふる ゆきを みあげて たつ ぼくに ふるふる ふるふる ゆきが ふる とつぜん ぼくは のぼってく せかいじゅうから ただ ひとり そらへ そらへと のぼってく ふと…

除雪デー

早朝4時過ぎから保育園周辺道路を。 次は駐車場の除雪に励む郁代の兄です。 除雪機の威力、達成感あったでしょうね。 ニュースによると、 日本列島は13日、北海道や日本海側で大雪に見舞われ、九州でも宮崎市で初雪を観測したほか、長崎市や佐賀市でも積…

特別天然記念物トキ

朱のからすうりを見て、9日に石川県にやってきたトキ(朱鷺)をすぐ思い浮かべたのでした。 トキの剥製 Wikipediaより 国の特別天然記念物トキが分散飼育地に選ばれたいしかわ動物園へ到着、 新潟県の佐渡トキ保護センターからのつがい2組が専用ケージに放…

からすうり

昨日は穏やかな一日でした。 ときどき青空も見え、陽がさしていました。 いつもの散歩道、 考えごとしていたら道を間違えて、迷いこんだ崖下の小道。 真っ赤なからすうりが迎えてくれたよ。 雪のこの季節、 花も散ってあたり一面が枯れ野の中に一点の朱色。 …

最後までよい時間を過ごせました

Hさん、 1年前の今日、お父さん(ご主人)が旅立ちましたね。 8日には、 お父さんがお好み焼きが食べたいからとお昼ご飯に一枚を二人で食べたんだね。 涙が止まらなかったよね。 この後仕事場へ一緒に行き、これがお父さんの最後の仕事になったんだね。夕…

書初め

ここは子供たちの成長の記録を収める引き出しです。 郁ちゃん見てね。 「気が向かなかったら無理しなくてもいいよ」 と言ってあったんだけど、 妹のAちゃんは書くといいました。 これまでとても甘えん坊だったので、驚きました。 4年生 姉のSちゃんは学校…

たんぽぽの詩25

つるつるお山(遊具)にいた蜘蛛をフェンスの向こうにはなすと 「くもさん!またあそぼうね〜。 くるまに ひかれないようにね。ばいば〜い」 (3歳児) 餅つきの日、ホールで餅を食べている時 「あ〜 いきてるって かんじ!!」 (4歳児) 昼間、お月様が見…

クリちゃん

大学時代、神戸で一番お世話になったのが親戚の石田さんご一家。 最後の年、 四月末から始まるゴ−ルデンウイークに、 皆さんで郁ちゃんに会いに来てくださったね。 そのとき、一緒に来てくれたクリちゃんから、新年のあいさつです。 あの時、皆で入った昼食…

雲間から青空

年末からずっと雪が降ったりやんだり。 昨夜も雷が鳴って、 ビッキーは一晩中、ワンワン吠えていたよ。 青空を待ち望んだなあ。 今日は雲間から一瞬の青空が見えました。 夕方からは霰が降りだしたよ。 一瞬の青空 どんよりした曇り空の毎日

新刊『親鸞』

新聞連載小説が新刊されました。親鸞 (上)作者: 五木寛之出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/12/26メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 55回この商品を含むブログ (46件) を見る五木寛之さんが新聞や著書でよく語っていられる言葉が、 心に残っています。…

新春歌謡コンサート

テレビに目をやると、NHK「歌謡コンサート」でした。 お正月ということで、華やかな雰囲気。 秋川雅史さんが「千の風になって」を歌っています。 この番組で初めて歌われたのが2005年とのこと。 郁代は病床で「本当のことだから」を読み、 この歌が世…

夢やぶれて

スーザンボイルさん、紅白に出場し感動を与えてくれましたね。 「夢やぶれて」 記念すべきデビュー場面です。 美しい歌声をありがとう。 多くの人に夢を与えてくれて、ありがとう!!

まどみちおさん

うさぎ うさぎに うまれて うれしいうさぎ はねても はねても はねても はねても うさぎで なくなりゃしない 4年生の孫が保育園のとき発表した詩です。 年長組になると全員が一人ひとつずつ、まどみちおさんの詩を発表します。 毎年続けられているのです。 …

つもった雪

雪がつもりました。 金子みすずの詩を思い出しました。 上の雪 さむかろな。 つめたい月がさしていて。 下の雪 重かろな。 何百人ものせていて。 中の雪 さみしかろな。 空も地面(じべた)もみえないで。