2010-01-28から1日間の記事一覧

「眼にて云ふ」

思い出の1冊 青木新門 「眼にて云ふ」 宮沢賢治 作 私の場合、1編の詩が私の死生観や人生観をも変えたと言っていい。 それは宮沢賢治が晩年に書いた文語詩の中にある臨死体験の詩といってもよい1編である。 壊血病で血が出つづける40度近い高熱の病床で…