2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

たんぽぽの詩13

外遊び中、 手のひらにのっていたてんとう虫がにげていってしまい・・ 「てんとうむしさん おかあさんのところに かえったんや。 おかあさん あっち(神社の方向を指差し)におるしね。 ただいまーって かえってったんや。」 (3才児) ズボンをはいていて…

白い蝶

毎日白い蝶が遊びに来ます。

綽空から善信へ(十五)

綽空から善信へ(十五) 親鸞 303 五木寛之 「これを見てくれ」 と、綽空は床の上にすわって布につつんだ選択集の内題のところを恵信に見せた。 「みずから筆をとって、わたしの名前まで書きそえてくださった」 「なんといううれしいことでしょう」 「きょう…

jupiter

平原綾香さんのデビュー曲jupiter。 1番辛かった頃、毎日毎日聴いていました。 どれだけ励まされたことでしょう。 いつも、わたしに必要なものが用意されていました。 「これまで完璧だった。 いつも必要な時に、必要なものが用意されていたもの」 郁代の最…

私のところにも風になって

今日、K先生よりご本を送っていただきました。 教員になって三十年が経とうとしています。 就職して二年目になる娘と大学三年の息子がおります。 最近本を読んでもなかなか長続きせず、 一冊読み終わるのに何日もかかることが多くなっていました。 でも今回…

どれだけの生き物のいのちを頂戴したか

御子息をなくされた高史明さんのお話を、公開仏教講座などで、 これまでに何回かお聞きしたことがありました。 もう一度、お聞きしたくなりました。 これは平成十六年六月六日に、 「こころの時代」 で放映されたものから抜粋したものです。 子どもに言って…

千里浜なぎさドライブウエイ

千里浜(ちりはま)なぎさドライブウエイは、 普通のクルマでも走ることができる砂浜です。 千里浜がドライブできるその秘密は...砂のきめの細かさ。 砂一粒一粒が海水を含んで引き締まり、4WDでなくとも、 自転車から大型バスまでが24時間自由に走…

ありがとうって いっとるよ

今は6年生のSちゃんが3歳だったころ、 コイにえさをやっていた時の父娘の会話が残っています。 父 「よく食べるコイやなあ」 Sちゃん 「コイさん おいしい おいしいって いっとるよ。 ありがとうって いっとるよ」 長男、Sちゃんのお父さんは、 「娘のや…

たんぽぽの詩12

戸外遊び中に 「あれ? さっきまで たいよう おったんになあ。 おかしいなあ〜。いないよ〜。」 「なんで いないんだろう〜?」 「さっきの ひこうきにのって どっかに あそびに いっちゃったのかなあ〜」(4才児) 「せんせいって ちょっと きびしいけど …

綽空から善信へ(十四)

綽空から善信へ(十四) 親鸞 302 五木寛之 綽空が写し終えた選択集を法然上人のもとに持参した時、 その場ですぐに筆をとって、 選択本願念仏集、と、みずから題字を書いた。 そのあと、さらに、 流れるように筆を走らせ、 南無阿弥陀仏 往生之業 念仏為本 …

ショーウインドー

デパートのショーウインドー。 すすきの人形に稲穂。 夕方の人混みの中の秋。 ウインドーには、車の往来がうつっているよ。

子育ての今をもっと大事に

「あなたにあえてよかった」を、今読み終えました。 いてもたってもいられなくなり、今、このはがきを書いています。 私はある中学校の図書館司書をしております。 ひとりでも多くの生徒にこの本を紹介したいと思います。(第1信) 拝啓 暖冬のまま節分が過…

home

辛さを抱えている時、心が凍えている時は、 温かい飲み物で体をあたためるのが一番です。 暖かい毛布で身をくるむのもいいでしょう。 あのころは、 鋭くとがっている建物を見るだけで、 目をそむけたものでした。 いろんな曲を聞いていました。木山裕策「h…

やさしい絵

Aちゃん4年生 やさしい絵だなあ。楽しくなるなあ。 家では波乱万丈を演じるAちゃんですが、 学校ではいつもにこにこしていて、 みんなを楽しませてくれるって、先生がおっしゃいます。 絵をみていると、 Aちゃんのやさしさが伝わってくるよ。 Sちゃん、Aち…

1枚でよかったのに

ハンカチ3枚セット入りのきれいな箱を「仲良く分けて」、 と孫にやりました。 姉のSちゃんは「わたしは1枚だけでいい」と言うのに、 3種類の絵柄がどれも気に入ってしまった妹のAちゃんは 「いや!全部ほしい」といいます。 「右へ行こう」といえば、反…

たんぽぽの詩11

シルエット劇場に行き、 本多の森公園で葉っぱを見つけ (『葉っぱのフレディー』という本を覚えていて) 「あっ フレディーのはっぱや!」 「あっ おおきいフレディーやね。」 「デブ フレディーやね。」 (5才児) さつまいもの絵本を見終えて 「なんで …

ガウラ

蝶が舞うようでかわいいなあと思って 名前札を見たら、「ガウラ」と書いてありました。 8月に、広坂緑地(旧県庁後)に咲いていました。

綽空から善信へ(十三)

綽空から善信へ(十三) 親鸞 301 五木寛之 選択本願念仏集をすべて写し終えたとき、 目もかすみ、意識はもうろうとしていた。 にもかかわらず、心の深いところにはっきりと輝くものを感じるのだった。 それは綽空がつね日ごろ、 ふり払おうとしても払うこと…

ぺこちゃんの舌

脳幹出血で倒れられた、かっこちゃんの親友宮田さんは 命が助かることはまずないだろうし、 たとえ命が助かったとしても、 意識が戻ることは万に一つもないだろう、 とお医者様にいわれました。 もちろん、 「四肢機能全廃、コミュニケーション手段なし」と…

黄色ちゃん“こんにちわ”

涼しい風に吹かれ、浅野川に沿って歩くのが心地よくなりました。 これからの季節、歩けるのがうれしいなあ。 生まれて間もない蛇にであいました。 幼蛇は首が黄色なのでしょうか。 はじめて見ました。 私が見つめると、蛇も止まってじっとこちらをみるのです…

親友からのメッセージのようで

以前頂いた、Sさんからのお便りです。 先日ふと訪れた本屋さんで「あなたにあえてよかった」:title=「あなたにあえてよかった」]が目に止まり、 パラパラと立ち読みさせていただきました。 しかしすぐに涙があふれ、立ち読みどころではなくなり、 家で静か…

秋の七草

「秋の野に 咲きたる花を 指折り(おゆびおり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花 萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌(あさがお)の花」 (山上憶良 やまのうえのおくら、万葉集) 秋の七草は万葉集のこの歌で山上憶良が選定し、 今に至って…

だれも教えてくれなかった

4年前、2年生だったSちゃんは、 1週間が過ぎた頃にいいました。 「いくちゃんが死んだとだれも教えてくれなかった」 何がなにやらわからないまま、あわただしく大人の後をついていき、 気がついたら、いくちゃんがこの世にいなかったのです。 いくちゃん…

たんぽぽの詩10

保育者と一緒に外をみていて 「あ〜 きが ゆれとるよ〜。」 「ほんとうだね〜。ゆれてるね〜。」 「なんか ちょっと おどりたくなったんじゃない? だから きっと ゆらゆらって おどっとるんやわ。」 (4才児) 外で、虫を捕まえてもらい、手にのせてもらっ…

赤い花

お向かいさんの家に咲く花

綽空から善信へ(十二)

綽空から善信へ(十二) 親鸞 300 五木寛之 選択本願念仏集の書写にとりかかる前に、 綽空はくり返し、声にだしてその文章を読んだ。 読みすすむうちに、綽空は総毛だつような戦慄を覚えた。 既存の諸宗のすべてが否定され、 最後に仏(ほとけ)の本願によっ…

ハグ

ムクゲ ご近所で 郁代の病状が進み寝たきりになった時、 私にできることは、足をさすることだけでした。 どんなに抱きしめたかったでしょう。 けれども身体のあちこちが痛んで、さわることができませんでした。 そのことが、ずっと気になっていました。 最近…

足あと

郁ちゃんの子どもの頃の絵や、日記が少しばかり見つかった時、 郁ちゃんに会えたようでとてもうれしかったよ。 忘れていた、過ぎ去りし家族の日々が思い出されて、 懐かしかったものです。 ここは孫のSちゃんたち、あなたたちの部屋。 あなたたちの“足あと”…

人の幸せを願う

大事な友達 シドニーのひろみさんからの手紙 郁代ちゃんが亡くなったと聞いた時、 私は彼女のその短すぎた人生、そして彼女がしたくてできなかった事に対する彼女の無念さ、少しの希望とたくさんの失望を味わったであろう闘病生活を思い、涙しました。 私と…

生きる

宮ぷーのおしっこの管がとれてよかったね。 わたしまで、うれしくてなりません。 いちじくりん 生きることを取り戻していく おしっこがでること、 ウンチがでること、 水が飲めることが、 どんなに素敵なことか、知ってるよ。 朝、昼、晩と、 食事できる事が…