ありがとうって いっとるよ

今は6年生のSちゃんが3歳だったころ、
コイにえさをやっていた時の父娘の会話が残っています。                           
 
父    「よく食べるコイやなあ」
Sちゃん 「コイさん  おいしい おいしいって いっとるよ。
     ありがとうって いっとるよ」


長男、Sちゃんのお父さんは、
「娘のやさしいことばを聞き、
自分にはない感性を持った子どものこころにショックを受けた」
とこの時のことをどこかで書いていました。


“自分とひとつにつながったいのち”
としてコイをみているSちゃん。


対してわたしたち大人は、


人間にとって都合がいいとか悪いとか、
役にたつか役にたたないかとか、
善いとか悪いとか、
好きとか嫌いとか、というように、
いろいろに分別しないではいられないのですね。


3歳のSちゃんに教えられました。