最後までよい時間を過ごせました

Hさん、
1年前の今日、お父さん(ご主人)が旅立ちましたね。


8日には、 お父さんがお好み焼きが食べたいからとお昼ご飯に一枚を二人で食べたんだね。 涙が止まらなかったよね。
この後仕事場へ一緒に行き、これがお父さんの最後の仕事になったんだね。夕方スイカが食べたいとあらゆるスーパーを探したがなく、
インターネットで購入。
それを楽しみにして体調が急変する二時間前に届き美味しそうに食べることができましたね。間に合ってよかったね。


「本当にお父さんも家族みんなも最後までよい時間を過ごせました 。
『あなたにあえてよかった』の本に出会えたからこそです。
本当にありがとうございます」
と書いてくださったHさん。



病気がわかってから遠方にもかかわらず、
ご夫婦でたずねてこられましたね。


「郁代は病気だけを相手にするのではなく、
残された大切な時間に、やりたいことをして、
自分らしい時間を過ごそうとしました」
などとお話したのでした。


Hさんのご主人は、最後まで一生の仕事を大切にされたのですね。
ご家族の心がひとつになって、食事をしたり、旅行をしたり、
お父さんとの思い出の時間が持てて本当によかったね。


お父さんはこれからもずっと、
あなたやご家族を見守って下さる存在になられたのですね。
お父さんを思って流す涙が、あなたを癒してくれるでしょう。