金沢21世紀美術館

一人旅の方を、自称「ボランティアガイド」の私が案内したのは
金沢21世紀美術館でした。
兼六園「真弓坂出口」を出てすぐに、左前方に真っ白な建物が見えます。




              HPより


設計者、妹島和世西沢立衛SANAA)の代表作と言われていて、
この建物等により、
ヴェネツィアビエンナーレ第9回国際建築展の最高賞である金獅子賞を受賞、
2010年、 SANAAとしてプリツカー賞受賞、その作品は世界的にも評価されています。


コンセプトは、
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『まちに開かれた公園のような美術館』
金沢21世紀美術館は、金沢市の中心部に位置し、だれもがいつでも立ち寄ることができ、様々な出会いや体験が可能となる公園のような美術館を目指しています。
このため建物には表と裏のないガラスのアートサークルが採用され、
トップライトや光庭など明るさや開放感にも十分に配慮しています。
また、夜間開館や魅力的なショップ、レストランなど利用者ニーズに対応し、
気軽さ、楽しさ、使いやすさがキーワードのこれまでにない美術館です。
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オープンは2004年秋、まさに郁代の再発がわかり、
婚約者のAさんに付き添われシドニーから帰国した時で、
二人で21世紀美術館を見学してきたと言っていました。
「プールに入った」と楽しそうに・・・(心のすすり泣きが聞こえてきました)
それから一年も経たずに・・・でした。
思い出すだけで涙が出てきます。





受付の前方に有名なプールが見えます。
案内した一人旅の方は、「21世紀美術館は知らない」と言っていたのに、
「このプール、テレビで見た!見た!」と。
(SANAA)がルーブル美術館別館も依頼されるなど超有名なので、
NHKの番組などで何度も放送されているのです。




上から見ると、人が満水のプールに入っています。
(なぜか洋服を着ていますが・・・)




地下からのみプールへ入れ、上の友人に手を振っています。




外から見えるレストラン  おいしいですよ




明るい保育室




全館ガラスのアートサークル




正面広場にある渦巻状円筒の遊具







きょうは5日ぶりの冬日(午前の最低気温氷点下0・8度)。
お出かけがあったので、兼六園を通リ抜けしました。
(高齢者は入場無料なのです)



正面入口右  金沢城石川門




うっすらと雪化粧した兼六園、風情がありましたよ。
徽軫灯籠(ことじとうろう)



雁行橋



内橋亭



日本武尊ヤマトタケルノミコト)の像





ご縁のあった女の方
昨日は東尋坊永平寺を訪ね、
今日は再び金沢の観光とおっしゃってました。
雪の金沢に少しだけでも触れて、よかったですね。