熊のニュースでカラスを思う

広島の友人からのメールに

・・・先日は市内に熊が出没したとニュースで知りました。
コワイですね、来をつけてください・・・

去年は金沢城公園に熊が出て大騒ぎでしたが、
先日は御所町で散歩中のご夫婦がクマに襲われ、
ご主人が背中にかみつかれケガをしました。
一緒にいた犬が飛びつくと、熊は逃げて行きました。
近くには２頭の小熊がいたようです。

この辺りには小・中学校、高校や大学があるので、
連日警察や見守り隊がパトロールを行い、
厳重な警戒が行われているようです。
犬を連れて子どもと登校する保護者の姿が新聞に載っていましたね。

山側環状道路の卯辰トンネルを抜けたところにあり、
最近は私のウオーキングコースにもなっているので、注意しなければなりません。

熊のニュースから、カラスに襲われた時のことがよみがえりました。

〈カラス襲撃事件〉
昨年５月のこと、
いつものように浅野川大橋から梅の橋へ向かって歩き始めてまもなく、
突然カラスが襲ってきたのです。

強固な翼で「バシッ、バシッ！」「バシッ、バシッ！」「バシッ、バシッ！」、　　　　　　
3回も通過して頭をたたかれました。
お菓子も持っていないし・・・原因がわからず急に怖くなってしゃがむと、
今度は耳をつついてきます。「痛いっ！」
こんな時に限って誰も通らないし、
このまま襲われ続けたらどうしよう・・・
私は食べられてしまうのか？

ふと横を見ると石垣の下にカラスの雛が・・・、
でも、立ち止まって眺めている場合ではありません。
バッグを頭に急いで通りすぎると、カラスの鳴き声はピタッと止みました。
「ああ、こわかった！」・・・

襲われた時のことを思い起こせば、以前雛を放置した親鳥がいたので、
カラスには油断していたのだなあと、今では思い当たります。

あまりにも可愛いかったので、その時の雛に急に会いたくなりました。

〈雛の保護〉
車庫横の杉の木の下に、朝からガーガー鳴いている鳥、
「カラスの雛でない？」