カラスにもわけがある

カラスなぜ鳴く、
カラスにはカラスのわけがあったのです。


あの日のことが蘇りました。
この記事を先に読んでいたら、心構えができていたかもしれません。
なぜ襲われるのか納得できたのになあと思ったのでした。


金沢市によるカラスの襲撃に注意を呼び掛ける張り紙 水溜町

付近の飲食店も客に傘を貸して注意を呼び掛けているそうですよ。

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 金沢市中心市街地の水溜(みずため)町で、繁殖期のカラスが巣の近くを通る人を襲い 、住民が頭を悩ませている。
市などによると、高さ約30メートルの巨木の樹上で子育てをしているカラスの仕業で、
巣の撤去や捕獲などの対策は難しいという。
住民は傘を差すなど自衛を余儀なくされ、
市も張り紙やチラシでカラスの急襲に注意を呼び掛けている。


カラスが営巣しているのは新竪町小に近い住宅街に立つモミの大木。
巣は木の先端近くにあり、雄、雌のつがいとみられる2羽が人を襲っている。
水溜町の町内会長によると、カラスは人の後頭部に爪を立て、出血した人もいる。
住民は襲われやすい頭を傘や帽子で守っており、
付近の飲食店も客に傘を貸して注意を呼び掛けている。
5月末には新竪町小も児童に注意を促した。


住民の話では、カラスの攻撃が目立つようになったのは8年ほど前から。ヒナが飛び立つ練習をする5月下旬から6月上旬が「特に危険」という。
親鳥は、ヒナが道路を歩いた り、電柱に止まる際に敏感になり、近くの人を襲いやすい。
 住民からは「怖い」「何とかならないか」との声が相次ぎ、モミの木を所有する住民は 枝打ちを考えたが、道幅の狭さからクレーンを使えず、
巣を撤去する方法がないという。


 いしかわ動物園能美市)によると、全てのカラスが人を攻撃するわけではなく、個体差がある。
水溜町で近年、人を襲っているカラスは同じつがいの可能性が大きい。
住民から対策を求められた市環境政策課は「カラスは賢く、特定の個体を簡単には捕まえられない」とし、5月下旬ごろ、付近に張り紙をし、
カラスの習性や威嚇された際の対処法をまとめたビラを作成、住民に配った。
同課は「今はカラスに襲われないよう住民や通行人に注意を促すほかない」としている。
                  (北国新聞ニュース6月15日)
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