高齢者吟道大会

カボチャの花

昨日は北陸岳水会「高齢者吟道大会」に初めて参加しました。
70歳以上が対象で、初心者も上級者も同じ舞台に立つのです。
参加者約80名中、80歳以上が20名余り、
教室主宰者もおられ、皆さんお気持ちの若々しい方ばかりです。

「発表してみませんか」
詩吟教室の先生の言われるままに参加したのですが、
知らなかったとはいえ、私のような1年生は5名ほどで他はベテランばかりです。

高齢ということもあるのでしょうか、
ベテランなりのプレッシャーがあるのでしょうか。
詩句を途中で忘れる方もいられますが、
緊張感のある中にも終始和やかな雰囲気でした。

私の吟題は以前書いたことのある山を看る新島襄
間違えずに吟じることだけが目標でしたので、終わったらほっとしました。

自分としては不十分な出来でしたが、
「よく声が出ていましたね。よかったですよ」
有り難いことに、みなさん温かく励まして下さるのです。

友人でもある教室の浮田智風先生はコンクールで堂々の2位、
おめでとうございます。
吟題は『鸛鵲楼(かんじゃくろう)に登る』・王之渙(おうしかん)。
自分のことのようにうれしかったです。
来年からは、無審査の部に出られるのですね。

終わってから、会場隣のデパート内にある有名スイーツ店へ入り、
二人で祝杯(?)を挙げました。
先生、おいしかったです。
ごちそうさまでした。