命をめぐる対話

昨夜のNHKスペシャルは、 命をめぐる対話
  “暗闇の世界で生きられますか ”でした。


 ある種の難病や脳損傷の患者の中に、
こうした「閉じ込め症候群」や「閉じ込め状態」と呼ばれる
究極のいのちの状態に陥る人が増えている。
 もし、あなたが意識ははっきりしているのに、
しゃべることも体を動かすことも出来ず、
自分の意思を他人に伝えることが困難になったらどうしますか?



とても重い問いかけでした。



このブログに度々登場する宮プーは、
“暗闇の世界”から奇跡的に甦り、
コミュニケーションが取れるようになりました。


宮プーを懸命にサポートする山元加津子さんの言葉。

・・・・・

誰もが気持ちを持っている。
意識がないと思われていた宮ぷーもやっぱり気持ちを持っていました。
最初、宮ぷーは体のどこも動かせずに、
自分の思いを伝える方法を、私たちは見つけることができずにいました。
なんとか気持ちを伝え合う方法を取り戻したいと、
もがくようにすごした日々でした。
世界中には、意思伝達する方法を知らないために、
気持ちを伝えることのできないでいる方がたくさんおられると思うのです。
私は多くの方に、気持ちを伝え合うには多くの方法があるとお話ししたいし、知って欲しいです。
そして、もし、どこも動くところがなかったとしても、
科学や技術が進歩して、どうにかして、その方法が見つけられるようになってほしいなあと願っています。

見えにくいときにめがねを使い、
聞こえにくいときに補聴器を使うように、
意思伝達装置がどんなに大切かということも、お話ししたいです。


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