小さな靴

三人の子を連れて新幹線に乗った母親が降りる時、年配の女性から「うるさいのよあんたたち」

と吐き捨てるように言われたそうだ。申し訳なかったと思いつつ、もう家族旅行はしたくないという気持ちが押し寄せてきたと言う。


そんな投書にふれ、
親子への応援メッセージとして、

高田敏子さんの詩が紹介されていました。今日の天声人語より。


おとなの 疲れた靴ばかりのならぶ玄関に
小さな靴はおいてある

花を飾るより ずっと明るい