「本当にごめんなさいね」





かっこちゃんこと、山元加津子さんのメルマガ第1138号
「宮ぷー心の架橋プロジェクト」(2012年9月17日)より抜粋です。                     



〈長崎でびっくり、そしてうれしかったこと〉


今日は、すごく心に響いたことがたくさんありました。
その中でも、びっくりして、今思っても涙が出ちゃうことがありました。
昨日も今日も、来てくださったその方が、涙目になって、
「かっこちゃんにずっと謝りたいと思っていることがあるの」
と言われました。
そして「いつも8時間眠らないとだめな私が眠れないくらい考えてい
ることなの」と言われました。
なんだろうと驚いたのです。
その方がおっしゃることにはもっと驚きました。


「私は看護師をしています。
かっこちゃんが一生懸命している、この白雪姫プロジェクトは、
本当は看護師が一生懸命すすめないといけないこと。
かっこちゃんが、こんなにして寝ないでまでもがんばってる。
本当にごめんなさい。
本当は私たちがしなくちゃならないことなのに。
私、本当に申し訳なくて、ごめんなさい。
私一人が謝っても仕方がないけれど、
医療従事者の一人として、言わせてほしいの。
本当にごめんなさいね」
とおっしゃってまた涙をはらはらとこぼされるのです。


本当に驚きました。
いいえ、誰かがすればいいんです。
みんなでしていけばいいんです。
これは、お医者さまだからとか看護師さんだからということではなくて、
回復する方法があるんだと知っている人、
思いを伝える方法があるんだと知っている人は、
知らないで苦しんでいる人たちに責任があるんだということだから、
私は知っているからそうしなくちゃ。
それは当たり前のことですと本当にそう思って言いました。


けれど、何かとってもうれしかったのです。
その方がご自分のこととして考えてくださったのがうれしかったのだと思います。
誰もがそうであったなら、
きっとこのことは当たり前のことになっていくに違いないと思います。
そして、その方が看護師さんのお仕事にとても誇りをもっておられて、
だからこそ、患者さんの回復を心から信じて、
一緒に回復していけるように心から応援したいし、
思いも伝えられるようにしていく、
それこそが、看護師としてのお仕事なんだと思ってくださっているんだなあと感じて心からうれしかったのです。


私が飛行機の中で、今日そういうことがあったんですよと話をしたら、
それを聞いた小林さん
(*ボランテイアでかっこちゃんの事務局担当・付き人)が感激して、
ものすごく泣いておられました。
男泣きに泣いておられました。
そうしたらなぜかめがねがなくなりました。
感激しすぎて声も出なくなって、めがねがなくなったよと言われました。



★ 白雪姫プロジェクト 1000人大会 in総社(岡山県) 
 日時  2012年12月8日(土曜日)
山元加津子さん&紙屋克子さん講演会のご案内をご覧ください。