あなたが見守ってくれているから

郁代が写したシドニー


「8月14日

本日郁さんの命日で早3年目になりますね。
オーストラリアから社員一同ご冥福をお祈りしております。
上司のエディーさんからもくれぐれも宜しくとのことです。
ジミー田中さんや明石ひろみさんなど、縁のある方とお会いするときにはいつも郁さんの話になります。やはり人徳ですね」


「10月31日

今日は郁さんのお誕生日ですね。
エディーさんよりくれぐれも宜しくとの言付けを受けています。
会社のメンバー皆や当時付き合いのあった保険会社の皆さんも、
この時期になると昔を懐かしむように郁さんの話に花を咲かせます」


今年もまた郁代の節目、節目に、
オーストラリアで勤務していた会社から
メッセージが届けられました。


がんが再発した時、郁代は『退職願』を出して帰国したのに、
会社は最期まで在職のままにしてくださっていました。
本人も家族も、そんな会社の配慮を知りませんでした。




あたたかく見守ってくださるシドニーのみなさん。
たくさんのあなた、あなた、あなた。


あなたが見守ってくださっているから、
私は元気がだせました。

とてもありがたいことでした。