自分をすきになること

きのうの、山元加津子「いちじくりん」]から

今日は常滑で[1/4の奇跡の映画と講演会]があり、
呼んでいただきました。
主催をしてくださったいおりさんの舞台挨拶で私、
涙がとまらなくなりました。

「僕は23年間ずっといいかげんに生きてきました。
何をやってもできないし、できるはずがないとおもっていたのに、
今日の会のために半年間、
僕は、いままでの23年間をとりもどすくらいがんばりました。
・・・みなさんお願いがあります。
今日帰ったら、鏡を見て、自分の顔を見て、心をこめてありがとうと言ってほしいです。
ずっと一緒にいてくれて、ずっと自分をやっていてくれてありがとうと言ってほしいです」
誠実にひとつひとつ言葉を選びながら話しをしてくださいました。




郁代は最期まで自分を棄てませんでした。
一瞬一瞬、いのちを輝かせました。
最期の一ヵ月はほとんど水も飲めない、食事もできない、眠れないような状況でしたから、
身体はどんなに辛かったでしょう。

でも、郁代のまわりは光っていて、
わたしはその中に包まれていました。

そのことが、今でも信じられないほどです。