たんぽぽの詩8

木を伐採しているのをみて
   「なんで 木 きるんかなあ。
    木が いたいって いっとるよ。
    かわいそすぎるわ。」
                      (5才児)



給食で出た、輪切りのきゅうりの中身をかじって、
指にはめて
   「けっこんゆびわ やよ。」
                         (2才児)



玉入れゲームをしていて、同点だった時
   「さっきは 女の子チームがまけたから、
    神さまが おなじにしてくれたんじゃない?」
   「そうかもしれないね。」
   「神さまは いつもみーんな みてるんだね。」
                          (4才児)



小さい赤ちゃんを見て
   「うわー、かっわいいねえー あかちゃんって。
    はやくおおきくなったら、いっしょにおさんぽとか
    つれていって あげれるのに。
    なんでもたべないと おおきくなれんよ。
    すききらいしたら ダメやよ!」
                        (5才児)