観音さまのような方です

「今回の状況は、既存の社会・医療システム、や診断・医療技術、
すべての常識をものともしない”、
なんでも平気で乗り越えてしまう「愛のちから」「共感力」と
わたしは見ています。
山元さんは、共感力(おもいやり、または、ともに悲しむことができる、慈悲力)の天才です。
観音さまのような方です」 


と、メールを下さったお医者様の言葉に、
かっこちゃんはどんなに励まされたことでしょう。
かっこちゃんから、いつも元気を貰っている私も、
とてもうれしかったです。
昨日(第252号)に続いて、
山元加津子さんの今日のメルマガを紹介させていただきます。

 
第256号  4月20日  医療関係の方からのメッセージ

(前略)


 お医者さんからメールをいただきました。
・ ・・・・・・
CT上、宮田さんの回復見込みは絶望的であった、
という意見には深く賛同します。
頭部CTの技術が出現してより、まだ、ほんの30か40年程度です。
また、出血を見る救急医療の現場とリハビリを専門とする慢性医療とが別の領域(施設)のため、
また、慢性医療の現場では保険点数の関係でリハビリを担当するには極度に人手がなく、
寝たきりの方のリハビリ時間はどうしても限度が生じてしまい、
家族が来られない限り、
1日中ほとんどベッド上に放置されてしまう環境は多々あると思います。
看病できない家族が悪いわけではありません。
また、思うような看病をできないスタッフが悪いわけでもありません。
ですので、神経機能の回復はリハビリや看護技術次第ですよ、
と現状であまねく方に言い切ることも難しいところがあります。
保険点数によって支えられる積極的なリハビリ努力も、
現状では3ヶ月から半年程度で打ちきられることが多いと思われます


宮田さんのことを一口で奇跡の回復と区別するのではなく、
今後、慢性期の、特に寝たきりとなられた方のこれまでの常識的な予
後判定が必ずしも当たらないことの証明として、
多くの臨床家や看護やリハビリ医療に関わる方が知るべき、
画期的なことが進行していることは間違いありません。
今回の状況は、
既存の社会・医療システム、や診断・医療技術、すべての常識を”も
のともしない”、
なんでも平気で乗り越えてしまう「愛のちから」「共感力」と
わたしは見ています。
山元さんは、共感力(おもいやり、または、ともに悲しむことがで
きる、慈悲力)の天才です。
観音さまのような方です。 
・ ・・・・・・

観音さまだなんて、それはとんでもないことですが、
私は、宮ぷーの毎日のことを、
こんなふうに言ってくださって、とてもとてもうれしかったです。


昔看護婦さんをしておられた方からのメールです。

・ ・・・・
私が最初に働いていた病院は、大学病院でした。
混合病棟(元は腎臓内科)だったのですが癌の患者さんが半分以上をしめ透析の患者さんや救急外来から急性期を脱した患者さんが上がってきたりしていました。
私は、そこには3年程しかいなかったのですが、
救急外来から急性期を脱して来た、
意識障害のある患者さんが何人かいました。
私が、宮プーさんの事を知ってから、
時々思い出すのが、その患者さん達の中で、
急性アルコール中毒植物状態になってしまった19歳の男の子です。
彼は大学に入学したばかりで、
コンパに誘われその場で急性アルコール中毒になったのでした。
私が新人で入ったころは、
もうその男の子は(S君とします)状態は落ち着いていました。
S君は毎日の検温以外に、気切をしていたので、
吸引や、体位交換、週2回のお風呂以外は、
毎日清式をしたり、午後はリハビリもしていました。
でも、植物状態には変わりなく、医師も看護師も、
理学療法士の方も、毎日変わらない看護、治療をしていたのです。


もう、20年も前の話しですが、
その頃に、意思伝達装置というものがあったのかどうか分かりません。
少なくとも、私のいた病棟で、意思伝達装置なるものを見たり聞いたりした事はないのです。
でも、もし、あの時に意思伝達装置があって、
それを知っていたら、どうだっただろう?と思うのです。
そして、もっともっと刺激をしていたら?なにかアクションを起こしていたら? と思うのです。
だから、メルマガの医師が、
悪夢のように頭から離れないことがあるって書いた思いが痛い程良くわかる
のです。
そう思うと、やっぱり、
かっこちゃんと宮プーさんが共にやっていることは、
もっともっとたくさんの人が知るべきだと思うし、
特に、医療に関わってる人達が、知るべきことなんじゃないかなと思ったのです。


病院の医師達は、患者さんの治療に一生懸命です。
メルマガのお医者さんのように、
自分の治療方針に絶対の自信を持って頑張っています。
でも、悲しいかな、時々、“病気”を見る事に一生懸命で、
”目の前にいる人”を見ていない医師達もいるのも事実です。
だから、有り得ないことが起こると、
やっぱり動揺してしまうのだと思うのです。


私が思うに、病気というのは、本来、”治療”するものではなく、
自然治癒力”で治すものという考えがあって今かっこちゃんと宮プーさんがやっている事、
そして、参加してる皆さんが祈ってらっしゃることって、
全部”自然治癒力=愛”だと思ってるのです。
愛ってエネルギーだと思うのです。
波長とか波動とかもそうだし、
それが、細胞の一つ一つに浸透して行って言葉(言霊)もそうだけど、
そうやって、新しい細胞に生まれ変わる時に、今まで動かなかったもの、
溜まっていた悪いものが出ていくのじゃないかと思っています。


目に見えない事って、信じられないことが多くて、だから知りたくても、
あたりまえのことじゃないから見つけられないのだと思います。
でも、それでも、私は、
信じていく、ということが、とても大切なんだと思うのです。


メルマガの医師の方は、すごい勇気を持って、私が思うに、
命がけでこのメールを書いたんじゃないかと思いました。
これはとっても凄い事だと思うし、このような方が、
たくさんの人が見るメルマガに登場されて、
かっこちゃんの言った波紋が、このメルマガの中でも広がっていく、
波紋が広がるのって、一カ所ではなくて私は、同時に何カ所でもあるんじゃないかって思っています。
100匹目の猿現象のように。


紙屋さんのこと、メルマガに書いてくださりありがとうございます。
全然知らなかったのですが、
例えば、紙屋さんの病院で、トレーニングを受け付けているのであれば、
現役だったらもし、日本にいたら、行ってみたかったなと思いました。
全国の意識障害の患者さんを受け入れてる施設や病院は、
もしかしたら、
レーニングを受けているスタッフがいるのかもしれませんね。


かっこちゃん、人々に伝えることって、
どうしたらたくさんの人に伝えられるようになるだろう?って私もぼ〜っと考えています。
また良い方法があったら、メールしますね。
ア!一つ思ったのは、講演会、病院とかでも呼んで下さったらいいのにな と思いました。
・ ・・・・・


本当にお医者さんも、看護師さんも、リハビリの先生も、みなさんの誰もが一生懸命。
そして、目の前の患者さんの回復を、心から願っておられるんですよね。
私はお二人の方のメールがうれしくてうれしくて何度も何度も読みました。宮ぷーも目をきらきらさせてちょっと泣いていたみたいでした。
宮ぷーはたくさんの方が祈って、支えてくださって、今があります。
きっとみなさんも、
お二人のメールをうれしいなあと思ってくださるだろうなあと、
それもまたうれしいのです。
ありがとうございます。

かつこ



かっこちゃんの毎日を配信しています。宮ぷー心の架橋プロジェクト