春の風 12

今朝も雪が舞っていますが、心は温かです。
「春の風」では、かっこちゃんのメルマガより、
読者からの素敵なお便りを転載しています。


雪に包まれて  ふきのとう


第581号 宮ぷー こころの架橋ぷろじぇくと  
                    2011年3月10日


このメルマガは脳幹出血で倒れ、これまでの医学の常識では再起不能と思われていた宮ぷーの病院での毎日を、
親友の山元加津子が綴った日記からその一部を配信しています。


(抜粋)
前に正さんという中学校の先生をされておられる方からメールをいただきましたが、今日は生徒さんからいただきました。
・・・・
こんにちは、僕は正先生の生徒です。
毎朝正先生に宮ぷーさんの毎日を読んでもらっていましたが、
それも、あと三日になりました。
僕は目立たないおとなしい生徒だと思います。
正直4月の頃は、友達もできず、教室にいるのが苦痛でした。
授業中も騒いだり、先生に対してひどいことをいう人もいたりして、
僕も教室にいたくない気持ちでした。
正先生は、それでもいつも「僕のクラスの生徒はみんないい子です」と言
います。
宮ぷーの日記を読んでくれるようになって、まとまりが出てきたと思いま
す。
こんな僕も、友達もたくさんできてこのクラスに来るのがすごく楽しい気持ちになりました。
こんなに良いクラスで卒業できて、よかったです。
僕は、みんなにも正先生にもお礼の気持ちを伝えたいです。
それから、かっこちゃんと宮ぷーさんにも伝えたいです。
直接お礼を言うのが照れますが、かっこちゃんにメールをして、
もしよかったら僕のメール載せてもらっていいですか? 
朝の会のときに、正先生がきっと喜んでくれます。
僕もドキドキしながらいると思います。
もう携帯を買ってもらったので、メルマガは登録しますね。
かっこちゃん、宮ぷーさんありがとうございます。
頑張ってください。僕も頑張ります。
・・・・・

お名前もわからなかったけれど、どんなに素敵なクラスかよく伝わってきました。こちらこそ、ありがとうございます。
メールとてもとてもうれしかったです。
この場を借りて、みなさんにご挨拶をさせてください。
「正先生、みなさん、こんにちは。かつこです。
私たちの日記を毎日読んでくださってありがとうございます。
もうすぐご卒業ですね。
まだお会いしていないけれど、何か特別親しい思いでいます。
素敵な高校生活がきっと待っていますね。私も応援しています」
                         かつこ



正先生からのメールの一部を再掲しますね。


・・・・・
中学校の担任をしています。正と言います。
今は、生徒指導が難しいのは高校より中学校と言われています。
僕たちの学校、学級でも、
多くのメンバーがたくさんの問題をかかえています。
4月当初、僕は、その中でも「大変なクラス」と同僚からも言わ
れるメンバーでのスタートとなりました。


ある日、僕は決めました。
かっこちゃんと宮ぷーの力を借りて、最高のクラスにしてやるぞ! 
一人一人をお互いに思いやれる素晴らしい仲間で卒業するぞ・・・・・・。
朝学習の時間、僕たちのクラスは宮ぷー日記から始まります。
なぜ、そんなもの読むんだという声もあったけれど、
続けるうちに、しだいに生徒たちが変わってきました。
・・・・・


正先生のクラスのみなさん、卒業おめでとうございます。
希望に向かって、大きく羽ばたいてください!
応援していますね。




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