どうして病気になるの?

おだまき


かっこちゃんのメルマガは、
郁代からの手紙として私に届くのです。
毎日、どんなに励まされていることでしょう。



第661号 宮ぷー こころの架橋ぷろじぇくと  
              (2011年5月29日現在 参加者人数4601人)
より転載させていただきます。
 

「5/29 昨日の宮ぷー」      
このメルマガを初めて読まれる方へ 
メルマガの生い立ちをこちらのページに書いていますので、
ご参照ください。
http://ohanashi-daisuki.com/info/story.html



彩空ちゃんからメールで質問がありました。
「かっこちゃん、質問なんですが、なぜ人は病気になるのですか?」
彩空ちゃんは前に、雪絵ちゃんと同じMSを発病したことがあります。
人はどうして病気になるのか?
簡単には答えられないと思いました。
一生懸命応えたかったので、彩空ちゃんに「明日まで待っていてね。メルマガでお返事をするね」と言いました。

 
それにね、彩ちゃん、これは私の勝手な思い込みかもしれません。
でも、いつも、私はそのように考えることで支えてもらっています。
私はいつも宇宙には法則があるんだと思っています。
そのひとつは、何か大きな力があって、
すべてがうまくいくようにつくってある。
いらないものはないし、いらない人も、いらない物事もない。
なにもかもが必要で存在するのだということ。
そして、それは、すべてのことが、
いつかのいい日のために存在するんだという思いにもつながりました。
そのときには、つらいことや悲しいことに思えたりすることがあっても、
でも、そのことで、必ずいつかいい日がくるんだということ。
もうひとつは、大きなことで言えることは小さなことでも言える。
みんな入れ子構造でできているんだということ。
そして、もうひとつは、みんなで大きなひとつの命を生きているんだということ。


 彩ちゃん、私はこのことをいつもいつも考えます。
たとえば、病気もそうです。


1/4の奇跡の鎌形赤血球のお話しについて、
村上和雄先生は、これはただの入り口にすぎない。
もっともっとその奥の奥があると言われました。


1/4の奇跡はどんなお話しだったのでしょう。
それは、病気や障害はとても必要で、病気や障害なしには、
私たちは存在することができない。
だから、病気や障害を引き受けてくださった方がいるから、
私たちが存在できるんだというお話でした。


 ある会場で、私は四分の一側です。
四分の三の人はいいですが、四分の一の人は切なく、つらいですという質問がありました。
けれども、私たちの中に、病気や障害をひとつも持たない人はいません。
アレルギーがあったり、表だって目立たないかもしれないけれど、
遺伝子に欠損というかなにか違いがあったり、
癌になりやすい体質だったり…
四分の一側でない人はいないのだと思います。


誰もがその自分を引き受けていると思いますが、
そして、そのどの部分も、私たちみんながひとつの命を生きて、
前へ進んで行くときにとても必要な愛すべき部分なのだと思うのです。


 でも、ここまでのことは彩ちゃんも、本を何度も読んでくださったから、わかっているよって言うかもしれないですね。
きっと彩ちゃんが聞きたいと思ってくれたのは、
そもそもどうして病気が存在するの? 
もし今持っている病気が、いつかのいい日のためにあるとしても、
たとえば、鎌状赤血球がマラリアで人間が絶滅するのを防いでくれていたとしても、どうして、もともと病気というものは存在するの?
と彩ちゃんは聞きたかったのではないかなあと思います。


 彩ちゃん、学校や家に植えたひまわりはどんどん大きくなっています。
生き生きと毎日のように背をのばしているよ。
夏に大輪を咲かせてくれるかなと思っています。


けれど、秋になり、冬になるころにはひまわりは枯れていなくなる。
生まれた命は必ず亡くなるようにできている。
そうしなければ、地球はうまくまわらないものね。
人も動物もみんな亡くなる。
その理由はさまざま。
老衰もあれば、病気もあるし、事故もあると思います。
生まれたヒマワリが必ず命を終えるように、
私たちの命は必ず終えなければならない。
そのために、病気というものは存在するけれど、
神様は、その病気のために、人類が滅亡することのないように、
手を打ってくださってあるのだと思う。
それが、1/4の奇跡


 どんなことも、神様の手の中に私たちはあって、そして、ひまわりはたとえ枯れても、物質が循環するように、
私たちは亡くなっても、そこで終わりではない。
 私たちは誰でもいつかは必ず亡くなるし、その理由もいろいろだけど、
死は、新しい命のためにある。
それをしっかりと感じていきたいと思っています。


あら、病気の話から死の話になってしまったね。脱線脱線。
 

かめかめちゃんがメールをくださいました。
・・・・・
おはようございます!毎日メルマガありがとうございます。(*^◯^*)
みやぷーの声が聞ける今日はなんて、なんて、奇跡のような今日でしょう!


みやぷー、新しい道を毎日作ってくれて、ありがとう!
どんなに、沢山の人の希望になってるでしょう!


我が家は今年、初めて畑仕事に挑戦しています。
びっくりしたことがあります。
三月に小松菜の種、0.5ミリくらいのちーいさい種!をまきました。
こんなんで、小松菜できるの??と思っちゃうほど小さいの。。
でもね、放置してたのに、
二カ月たらずで、立派な小松菜がわんさかできました。
当たり前だと思ってたけど、
改めて自分でそれをみたら、もう信じられなくて。。。
なんだこれ!?って。


じつは、ものすごいこと
が、当たり前に思ってたんだなって。
あんなちーいさい、種がこんな立派な小松菜になるなんて、
誰も信じなかったら種まきしないんじゃない??って、思いました。


なんだか、かっこちゃんを思いました。
こんなん、信じられん、ってほど小さい希望の種でも、
ちゃんとまいたら、こーんなに大きく素敵なものが育つんだよ!
それって、宇宙の原理なんだよ!って繋がり体感しちゃいました。
農業やってる人は当たり前だと思うけど、
本当に、しばらく、びっくりしました。
どんなに、小さな種も、植えたらどうなるかは誰にも分からないよね!
まずは、ちゃんと自分が信じて、種をまくこと。
そしたら、宇宙がちゃんと手伝って、
見える形に育ててくれるんだって気がして仕方ないです。
長くなってしまった!(*^◯^*)
そうだ、かっこちゃん、お誕生日おめでとうございました!!
かっこちゃんと同じ毎日、
同じ地面にたって暮らしていること、とても嬉しいです。
・・・・・

かめかめちゃんの小松菜、目に見えるようです。
循環の中で、空気や太陽や、それから、
今までに枯れて栄養分になったものが、
種からまたおおきな小松菜をつくったんですね。


その大きな宇宙に私たちは抱かれているんだね。
彩空ちゃん、
もっとこんなことが聞きたいのというようなことがあったら、教えてね。
彩空ちゃんが納得できる答えがみつかるまで一緒にさがそう。
そうしよう。
(後略) 
             かつこ