励ましの言葉

庭師さんが植えた木に巻き付いていた蔓から、ぬかごが採れるようになりました。ぬかご御飯、大好きです。


今日は11・11・11と並ぶ日。
隣の野々市町野々市市として誕生。
友人の息子さんも今日の記念日に入籍なさるそうですよ。
おめでとうございます。



かっこちゃんのメルマガ第829号 「宮ぷー心の架橋プロジェクト」 
              (2011年11月11日現在 参加者人数5095人)
より抜粋転載させていただきます。


一昨日に、
「私は専門家でないけれど、でも、自分だから感じたことを伝えたいのだ」というお話をさせていただいたところ、
ものすごくたくさんのメールをいただいて、すごくうれしく心を強くさせていただいたのです。
本当にありがとうございます。
看護師さんや介護士さん、
それから、お医者さんからもいっぱいメールをいただきました。


・・・・・
(秋さん)秋と申します。
いつもは見ているだけですが、どうしてもメールをさせていただきたいという思いを持ち、メールをしています。
私は看護師をしています。まだ若手看護士です。
でも、私という存在をかっこちゃんに知ってもらいたくてメール
をしています。私は大きな病院に勤めています。


私の職場にも、遷延性意識障害の方が多く入院をされています。
かっこちゃん、遷延性意識障害の方は、「わかっていない」「生きているだけ」「可哀想な存在」「しかたがない」そして「回復するはずが
ない」「このまま死んでいく」そういう常識がここにも確かにあります。
私も同じように思っていました。


先輩のナースがされるままのことをしてきた。
病室で平気で、患者様に声もかけずに、その方と違う話題をしながら、
業務をしてきた自分がありました。
けれど、かっこちゃんのメルマガを読むようになって、
それではいけないと思うようになりました。
まず担当の患者様を大切に思うことから始めました。
ご家族と話をよくするようになり、
患者様に、声をかけ、体を起こし、マッサージをすることを始めました。
そのうち、その他の方にも、声をかける。
それから、かっこちゃんのしている介護法と同じような方法をひとりですることも試みています。しかし、先輩の目があります。
批判的な眼。秋は何を始めた…という不信感、批判が感じられます。


けれど、それでは変わらないのです。
小さな一人の力でも変わっていけるということを、かっこちゃんはいつも教えてくれているでしょう?
 かっこちゃん、何ヶ月かするうちに、変わっています。
病院が変わっています。
患者様の様子をしっかり見れるようになって、サインを受け取れるようになったころから、患者様の様子が変わってきました。


そしてついこのあいだ、師長から、
「秋さん学習会で発表をしてみない?」と言われたのです。
かっこちゃん、こういう私がいることを知って欲しいです。
だから、勇気を持って続けてください。
かっこちゃんの力が私を変え、私はまた小さな石を投げ入れることができました。その波紋をひろげますからね。
・・・・・


・・・・・
(お医者さんである明橋先生から)
メールするのは久しぶりですが、メールマガジンはいつも読ませてもらって、日々、感動を頂いています。
今日、「医者でもないのに..」というニュアンスを言外に感じて...という文章を読み、思わずメールしています。
そういう考え方をする人は私も知っていますが、私は全然気にすることな
いと思います。
だって、もし医者がすべてを知っていて、それをきちんと伝える能力があったなら、意志伝達装置を知らずに植物状態でケアされている人はいなくなっていたはずです。
専門家と言っても、すべてを知っている訳ではないし、知っていたと
しても、それを多くの人に伝える能力を持っているとは限りません。
むしろ、専門家でない人が言い出したことが、精神医学を大きく変えてきた、という部分もあります。


たとえば、「アダルトチルドレン」という言葉は、医者でも専門家でもない、一人の当事者が言い始めた言葉ですが、今日全世界に広まって、依存症や多くの生きづらさを抱えた人の理解に、大きな影響を与えています。
紙屋先生と同じく、かっこちゃんは、医者が気づかなかったこと、伝えることができなかったことに、気づいて、こんなに多くの人に伝えているのです。
それは本当にすばらしいことだと思うし、心から尊敬せずにおれません。
これからも、いろんな逆風はあるかもしれませんが、
持ち前のかっこちゃんパワーで乗り切って頂きたいと思います。
私も陰ながら、心から応援しています。
・・・・・

みなさん、ありがとうございます。
もっともっといーっぱいの方が、大丈夫だよ。
がんばってって言ってくださって、本当に感謝でいっぱいです。
うれしいです。そして励みにさせていただきます。
私、みなさんと一緒に進みます。
どうぞこれからもよろしくおねがいします。
                            かつこ