辻占で「あいたい 見たい」


郁ちゃん おぼえているよね。
お正月に集まった時、御馳走の後に決まって開くのが辻占(つじうら)、
わいわい、がやがや、中身を見せ合っていつも賑やかだったよね。


今年、私のを開くと、
「あいたい 見たい」
と書かれていました。


郁ちゃんに「あいたい! 見たい!」
気持ちそのまま・・・。



みんなで回し読みしていたら・・・写真撮れなくて残念!


金沢では、お正月の時期だけ出回る色とりどりの辻占を、
縁起物として家族で楽しむ風習があります。


砂糖やもち米粉で作った生地で巾着包みになっていて、
真ん中に小さな薄い紙のおみくじ が入っているのですが、
まずは、ゆっくり慎重に、おみくじを取り出してから食べる。
(たまに知らずに おみくじごと食べて 飲み込んじゃう猛者もいる)
お菓子屋さんがそれぞれ手作りのものを用意しています。


辻占は、石川県では藩政期時代より金沢・加賀地方を中心に人々に親しまれたようで、三色の花びらのように愛らしい形は、
羽子突きの羽根形とも云われております。


一つでも占えますが、
三つを開き言葉を並べかえして文章を作る遊び方もありますね。

          

お菓子屋さんのHPより