〈生きているのではない。生かされているのだ〉

朝まで眠れないことがしばしばだった・・・
私の胸の内そのままでした。

晩年の親鸞がどのように描かれるのでしょうか。楽しみです。
今日の新聞連載から。

親鸞』完結編131   作・五木寛之  絵・山口晃

世間には若くして世を去る人びとも多い。
そんななかで、ここまで生きてきたことには、
何か意味があるのではあるまいか。
〈生きているのではない。生かされているのだ〉
という思いがこみあげてくると、
朝まで眠れないことがしばしばだった。