親孝行

新しく買い換えたプリンターのトナー交換がうまく出来なくて困っていました。
ワンタッチしていた記号は1秒ほどではなく「“6秒押す”だった」と、
調べてくれた長男が教えてくれました。これで解決。

「有難う!助かったわあ〜」

PCのトラブルが解消したときも同じように大喜びするのですが、
これは大げさではなく本当の気持ちなのです。

このブログを見られた知人が、
「こう言っては失礼なんですが、高齢なのによく続けられますね」
と言われます。
そこに長男がいるとき、私はすかさず言います。

「サポーターがいるからですよ。
トラブルが起こった時いつも助けられています」

疎開先で農家だった子供時代は親の手伝いがいっぱいありました。
「学校から帰ったら、あの畑一枚の草取りをしておきなさい・・・」なんてね。
小学校5年生の時、5歳の弟を教室につれて行き子守り。
「静かにあそんでいたね」と先生は弟に飴玉をくださいました。

時代は変わり親の手伝いはほとんどなくなりましたが、
電子機器に弱い世代、親孝行ならいまのうちですよ。

まあ、子供が隣に住んでいるから出来ることですね。

郁ちゃん、
「親孝行できなかったね」
と言ったあなたの言葉を思い出します。

あの時、なんで言ってあげられなかったんでしょう。
ヨーロッパ旅行に連れて行ってくれて有難う。
親孝行いっぱいしたよ」って。

親より先に逝くことが許せなくて、内心は怒っていたのです。
「親孝行してくれたよ。ありがとう」
と言ったら、お別れの言葉になってしまうようで、
どうしても言えなかったのです。

PCの時代、お兄ちゃんは親孝行真っ最中です!