「わかったら、まばたきをして」

かっこちゃんのメルマガ第1885号
「宮ぷーこころの架橋ぷろじぇくと」(2014年10月3日)に、
ののちゃんからのメールが紹介されていました。
「僕のうしろに」の映画を見て、父親との交流ができたとの、
感動的な内容でした。

僕のうしろに道はできる  予告編

・・・・・
初めまして。ののと言います。
今日はどうしてもかっこちゃんにお礼を言いたくてメールをしています。
先日、「僕のうしろに」の映画を見せていただきました。
友だちが誘ってくれました。

でも、私は、実はよけいなことをと思っていました。
友だちが、父が寝たきりで意識が無いのを知って、誘ってくれて、
「のの、あきらめちゃだめ」
と言うけど、そんなこと無駄に決まってるのに、観たくないというのが正直な
私の気持ちでした。
でも、友だちはどうしてもと何度も言うので、仕方が無く一緒に観たのです。

ところが、観ているうちに涙がとまらなくて、
私は少しも父の未来を信じていなかった、やるべきことをしてこなかったと思いました。
そして、順子ちゃんのお父さんの話のところに来て、
父もまばたきをする、でも、それは、父は反射だと病院で言われていたけど、
ひょっとして、わかってる?
そんなはずはない、
という葛藤をしながら、すぐに父のところに行きたいという気持ちに変わっていきました。

映画のあと、その足で病院に行き、父に
「とうさん、ののです。わかったら、まばたきをして」
と言うと、なんと父は力強くまばたきをしました。
できました。
できていました。

のののことをわかってるということ?
と聞くとまた目を強くつぶりました。

すぐに母と弟に、大変だからすぐに病院に来てとメールをしました。
母と弟、私、誰も気がついていなかったのです。

かっこちゃん、
宮ぷーに、あいうえおと言いながら、映画でお話をしていましたね。
あれを教えてもらえますか?
 父とまた想いを伝え合えるなんて誰も思っていなかったです。
母と弟と私と、お父さんお父さんと言いながら泣きました。

友だちにありがとうとメールをしました。
友だちも泣いてくれたそうです。
ありがとうございます。
父とこれからどんな話ができるのかとても楽しみです。
・・・・・

ありがとうございます。私もうれしいです。
かつこ

「白雪姫プロジェクト」にある、  
「「あかさたなスキャン」の説明はこちらです。