「世界は多分 他者の総和」
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「世界は多分 他者の総和」
…深い言葉だと思います。
悲しい事件を目にするたびに思い出すことになりそうです。
日本から遠い遠い地の酷薄な彼らが、
この詩に出会ってくれたら…と、願わずにおれません。
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吉野弘さんの詩「生命は」に、コメントくださったkuri206さん、
ありがとうございます。
吉野弘さんの “いまを生きる”言葉を、
改めて読ませていただきました。
人間はその不完全を許容しつつ
愛しあふ事です
不完全であるが故に
斥け合うのではなく
人間同士が助けあふのです
他人の行為を軽々しく批判せぬことです
自分の好悪の感情で人を批判せぬことです
善悪のいづれか一方に
その人を押し込めないことです
戦争や紛争で、真っ先に被害者になるのは女性と子供。
後藤さんは戦火の様子を伝え、
子供が普通に暮らせる状況を作ることを願ったのですね。
テロや憎しみを拡大させないことに、生命を懸けたのではないでしょうか。