「大切な花を心にひとつ」

「大切な花を心にひとつ」 山元加津子著 三五館
           〜かっこちゃんが道案内する「星の王子さま」〜

内容紹介
石川県の特別支援学校の教員として過ごしてきた30余年――
出会ったたくさんの子どもたちは、「もうひとりの星の王子さま」でした。

「これまで出会うことのできた子どもたちとの時間は、
星の王子さま』を読んでいるようでした。
その時間は、まるで砂漠の中で突然声をかけられたかのように、
いつも驚きに満ちていて、
宇宙の中の一人と一人の、運命的にも感じられる出会いだったと思います」
という著者。

本作では、著者自身が小学生のころから愛読してきた『星の王子さま』の各場面を、本書のために原書から訳し、読み解きながら、
教員生活で目の当たりにした、
学校にいる子どもたち=「もうひとりの星の王子さま」のありのままの姿を綴っていきます。

これまで一貫して“いのちと宇宙の真理"について、
ずっと考えつづけてきた著者が、
人と人が出会って、そして生きていく上で
「本当に大切なことは何か」
について思いをまとめた、感動的かつ衝撃的な内容です。

星の王子さまが、自分の星に残してきた一輪の花への思いに気づいたように、
本書は私たち一人ひとりに生きていることの意味を問いかけてくるはずです。

白雪姫プロジェクト を多くの人に知ってほしい、との願いも込められています。

3月4日の全国紙に載った「三五館」の広告です。
『本当のことだから』『ゆうきくんの海』に続く、魂の名エッセイ!

郁ちゃん あなたが亡くなったとき、
かっこちゃんの新刊『本当のことだから』が部屋に残されていて、
びっくりしました。
ずっとシドニーで暮らしていたのに、どうして知っていたのでしょう。

『さびしいときは心のかぜです』(原田大助共著樹心社 1995年)以来、
20冊以上、かっこちゃんのほとんどの著書を読んでいる私が知らなかった本でした。