冬鳥に会いに

家からも見える山側環状のトンネルは、
歩いて10分程で通り抜けることができて、
浅野川上流と犀川上流がトンネルでつながっています。

我が家から見て入口側となる浅野川(女川)を4km下流に歩くと、
兼六園金沢駅方面となり、
買い物しながらのウオーキングはもっぱらこちらのコースとなります。

ポカポカ陽気の昨日、トンネルを抜けて久しぶりに犀川を4km下流に歩きました。
飛来する冬鳥が多いのは、もっぱらスケールの大きい犀川男川)なので、
冬季にはよく出かけることになるのです。

市民に愛されている戸室山(547m)と医王山(939m)を眺めながら

冬鳥はほとんど来ていませんでした。

雪見橋の上流にカワアイサのつがいでしょうか。
オス(右)の頭や羽は本来は黒いのですが・・・


上菊橋周辺にセグロカモメ一羽 
全長60㎝ほどありますが、川幅が広いので遠くに小さく見えます。 
 

帰り道 上流に移動していました。


下菊橋近くにカワガラス一羽  岸辺で見れるので、大きめに撮れます。 
11月初めに浅野川でも見ましたが、いつでも単独行動のようです。

カワガラス(全長20㎝ほど)はカラスの仲間ではありません。
ピッピッと鳴きながら、速い羽ばたきで川面の上を一直線に飛翔し、
頑丈な脚で岩をつかみ、水流の圧力を利用して川底を歩きながら水中で捕食を行います。


それぞれの鳥が大体同じ場所に帰ってくるので、見つけやすいです。

帰り道上流方向の山々 この先の白山(2702m)が見えるでしょうか。


冬鳥に出会うこれからの季節が楽しみです。