冬のずわい蟹

車で1時間の休暇村「能登千里浜」で一泊してきました。

海辺が好きで毎年行きますが、
石川産ブランド蟹“加能蟹”がお目当てでした。
ゆで姿のままのアツアツを食べると、ほっぺたが落ちる美味しさでした。

休暇村は長谷川等伯「松林図屏風」の風景が広がったような松林の中にあります。





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国宝松林図屏風

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「松林図」は50歳代の作と推定されている。
文禄元年(1592年)等伯が祥雲寺障壁画(現・智積院襖絵)を完成させた翌年、息子の久蔵が26歳の若さで亡くなっており、その悲しみを背負った等伯が、人からの依頼ではなく自分自身のために描いたとも言われる。
等伯の生まれ育った能登海浜には、今もこの絵のような松林が広がっており、彼の脳裏に残った故郷の風景と牧谿らの技法や伝統と結びついて、
このような日本的な情感豊かな水墨画が誕生したとも想像されている。
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