海外や県外へと、お別れの旅を続けていた郁代でしたが、 病状が進み身体が動かなくなってからは、 友人が自宅へ訪ねてくるようになりました。 病室の主役はいつのまにか郁代になっていて、 見舞いに来た友人が逆に励まされているのが常でした。 「はるこさん…
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