第165回 東国からの使者(16)親鸞はだまって机の横の木の箱から、『教行信証』の文章をとりだした。「これがその文章だ。稲田にいたときから、ずっと書きつづけて、いまでも読み直しては手を入れている。『顕浄土真実教行証文類』という。 これはわた…
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