「会いたい人、みんなに会えてよかった。
あしたから、わたしだけの時間にして静かにすごすわ・・・。
これまでお母さん、完璧やったわ。
必要なもの、必要なことが、いつも直ぐに用意されていたもの・・・」
力になれなかった・・・、助けてやれなかった・・・。
悔いる母を、郁代は「許す」といってくれていた。
あなたにあえてよかったより
郁代が旅立って後、部屋には山元加津子さんの
本当のことだからが遺されていたのでした。
私もはじめてみる本でした
「まわりにある“もの”も“こと”も“人”もみんなその人に必要だからこそ、そこにあるのです」
山元さんは本の中でそう伝えようとしていました。