誰のせいにもしなかった

郁代はこう言いました。

「やりたい事をして、たとえ失敗しても決して後悔しないだろう。
あの時行けばよかったと、後悔したくないから」と。

会社を辞め、ワーキングホリディでオーストラリアに行くと決めた時でした。



「自由に生きている人、好きなことして生きている人は、自分の人生の責任は自分にあることを引き受けているから潔いのだ。
たとえ苦の中にいる時でさえ、、自分の人生が今こうであることを誰のせいにもしなかった」

ある人の文章でここを読んだとき、郁代の潔い姿が浮かんできました。


「たとえ苦の中にいる時でさえ、自分の人生が今こうであることを誰のせいにもしなかった」のでした。


どうしてそんなことが出来たのか、私には不思議でなりません。


「誰のせいにもしなかった」ことが。