ねむの木のこどもたちとまり子美術展 2

金沢での美術展オープンにあわせての、4月28日発刊の「約束」。





一人ひとりにサインしてくださいます


実印をいただけます


「約束」“あとがき”から(抜粋)。



私を、もう少し生きていさせてください。
愛した人との約束、愛したこどもたちへの責任。
これから来る子へのありったけの愛、
そして、仕事を愛してくださった方へのお返し。
神様が、お聞きになります。
“まり子、あなた、今、こどもたちの命と引き換えにすることが出来ますか?“
私は答えられます。
“はい、できます”と。
そんな3月の終わり、私は、
「日本クリエイション大賞2008大賞」というのをいただきました。

「貴殿が『ねむの木学園』で永年に亘り実践されてきた教育は、
こどもたちの中にある隠れた能力を引き出し、開花させ、
その作品は多くの人々に感動を与えています。
こどもたち一人ひとりを愛し、見つめ、その才能を信じ、
導いてこられた貴殿の活動は、
まさに人材育成におけるクリエイションであり、
真の教育であると感服いたします。
貴殿の崇高な精神と、努力、
そしてそれによって育まれた子らの才能に敬意を表し、
『日本クリエイション大賞2008大賞』を贈呈いたします」


会期中、まり子さんとこどもたち、学園スタッフは、
ずっと金沢に滞在されています。
毎日の車椅子でのサイン、どんなにお疲れになるでしょう。
これまでの施設の運営を考えただけでも、
どんなに大変だったかと思うのです。

わたしには、まり子さんが天使にみえました。

「真っ白な21世紀美術館で展覧会が出来て、
夢がかなって本当にうれしいわ」
とおっしゃいました。
何度でもお会いしたいと思います。
金沢21世紀美術館へは、歩いて行けるのです。