初めてお便りします

読者からの手紙
 
 静子さんへ  初めまして。

私はN市に住む二十六歳の主婦です。
「ゆきちゃん」と気軽に呼んでくださったらうれしいです。


あなたにあえてよかった
読みました。
ただただ、涙が止まらず、
「感動」という言葉以上の言葉が見つからないくらいです。
この本は近所の本屋さんで購入しました。
いっぱい店頭に並んでいる中でものすごく気になり、
何か目に見えないものに引かれる様な感じになり迷わず購入しました。
そしてこの本を読み終えたとき、
無性にお手紙を書きたくなりお便りさせて頂きます。
ただ残念な事に、今、家にはちゃんとした便箋がなく、
こんなノートのはしくれしかなかったこと、
大変失礼だと思いますがどうかお許しください。
不器用な私です。
字も汚いし文章もめちゃくちゃですが、
どうか最後まで読んでくださったらうれしいです。

 

本を読んで手紙を書こうと思ったのは、これが初めてです。
この本に出会えたこと、
郁代さんという、
最後の最後まで自分のスタイルを持ち続けた人に出会えたこと。
そして、郁代さんを最後の最後まで見守り続けた静子さんはじめ、
ご家族の方々、友だち、愛する人に出会えたこと、本当に感謝しています。


一日一日大事に生きていこうと再確認しました。
又、私を今も支え続けてくれている家族、友人、
愛する人に改めて感謝しています。
この本を読んで学ぶことが多く、
自分に力になることがいっぱいあります。


今日一日楽しい時間を過ごせた事に感謝して床につきます。
次の日の朝目が覚めたら、今日も一日過ごせることに感謝します。
また、お便りさせていただきます。

                    ゆき

*お便り有り難うございました。