立松和平さん
人口が急増したため2007年に開校した小学校が近くにありますが、
立松和平さんが校歌を作詞されています。
校歌を合唱する様子を収めた映像を今月27日に東京で営まれる「立松和平さんを偲ぶ会」の事務所に贈る記事が新聞に出ていました。
浅野川 心の中をゆくかわよ
この川のほとりで学びます
清き水は流れ 私たちの育ちを見守る
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立松和平さんは2007年に小説『道元禅師』で第35回泉鏡花文学賞を受賞されていて、金沢にご縁の深いかたですね。
「あなたにあえてよかった」(2006年刊)
を北國新聞社が出版した時、立松和平さんが紹介文を書いてくださっています。
死んだらお仕舞い、死は敗北、というのではなく、
死は人生の一部であってその人の生涯を完結させるものだと
34歳でなくなった大浦郁代さんは教えてくれます。
母親の大きな愛情が深い悲しみと溶け合い結晶した本だと思います。
立松和平さんは当時、金沢を舞台にした小説『寒梅の色』(北國新聞社刊)を連載中であり、
そのような御縁でのことだったと思います。
ありがとうございました。
今では、立松和平さんが“ご自身へ贈られた言葉”ともなって聞こえてきます。
死んだらお仕舞い、死は敗北、というのではなく、
死は人生の一部であってその人の生涯を完結させるものだ
不思議な出会いでした。