ミュージカル「Cats 」

「キャッツ」の国内公演「7486回」とニュースにありました。

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 横浜・みなとみらい21(MM21)地区の専用劇場で上演されている劇団四季ミュージカル「キャッツ」の公演回数が、
25日夜で通算7486回に達し、
米ニューヨーク・ブロードウェーの記録を上回った。
終演後の舞台では”猫”たちが「7486」の数字を掲げ、
ロングランを祝った。

 キャッツは英国生まれの作品で、
ごみ捨て場に集う猫たちの生きざまが描かれている。
四季は1983年の東京を皮切りに、これまで9都市で上演してきた。
横浜は昨年11月から。
上演回数は国内ミュージカルで最多を誇り、
総入場者数は765万人に上る。
また、9月1日から11月28日までの横浜公演の延長が決まった。

 ニューヨークやロンドン(8950回)での公演は、既に閉幕している。

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郁代が連れて行ってくれた2000年のヨーロッパ旅行、
ツアーのスタ−ト地ロンドンについた第一夜は、
発祥の地での「Cats」観劇でした。
英語版だったため、会話はよくわからなかったけど、
あの熱気に満ちた会場、猫たちの表情は忘れないよ。
ロンドン公演終演(2002年)の2年前のことで、
生涯忘れられない大切な思い出です。


「お母さん一人だけの添乗員になってヨーロッパ旅行してくれない?」
オーストラリアで生活していた郁代ですが、
その前は日本の旅行会社で海外旅行の添乗員をしていたのです。


自分は何度も行ったことがあるヨーロッパ旅行のために、
会社での貴重な休暇を10日間も使ってくれたことが、
今思えば不思議です。
ロンドンでの「Cats」も、何度も見たに違いないのです。


「日本からヨーロッパのツアーはいっぱいあるでしょう。
それに参加すればいいでしょう」
と済ませることだって出来たのに、よく引き受けてくれたものです。
そのかわり、郁代が用意したのはロンドン発のツアーで外国人ばかり。
英語ばかりの会話は、私にはチンプンカンプンだったなあ。
郁代はツアー参加者の誰彼となく話すのに夢中で、
私に通訳する暇がなかったんだよね。
約束違反だあ〜と思ったよ。
娘と一緒の時間を過ごせるだけで充分満足だったんだけどね。


今を逃したら「母と子の旅行」はもう出来ないと、
二人とも思っていたかのようだね。
あの時実現出来たことが本当に不思議だなあ。


ヨーロッパ旅行のこと、
郁代にはまだしっかりとお礼を言っていないなあと、
後悔しています。


いくちゃん、楽しかったよ。
本当にありがとう。