2010-06-14 どくだみ 自然 星野富弘 梅雨入りが報じられました。 このころに白い花を咲かせるのがどくだみで、 道を歩くとあっちにも、こっちにも咲いています。 星野富弘さんの詩に出会ってから、 どくだみを見ると、やさしい気持ちになるのです。 どくだみ 星野富弘 おまえを大切に 摘んでいくひとがいた 臭いといわれ きらわれ者のおまえだったけれど 道の隅で 歩く人の足許を見上げ ひっそりと生きていた いつかおまえを必要とする人が 現れるのを待っていたかのようにおまえの花 白い十字架に似ていた