武士の家計簿

映画『武士の家計簿』原作者の磯田道史さんが、
今日の徹子の部屋のゲストでした。
作者のお話が楽しく聞けて、映画に一層興味がわいてきました。



加賀藩が取り上げられていて、
人気の堺雅人さん、仲間由紀恵さんが主役ですね。


監督    森田芳光
キャスト  堺雅人仲間由紀恵
      松坂慶子、西村雅彦、草笛光子中村雅俊

原作    磯田道史著『武士の家計簿加賀藩御算用者」の幕末維新』                           (新潮新書刊)
      武士の家計簿「金沢藩士猪山家文書」
      から幕末の武士の生活を生き生きと読み解いた



御算用者(会計処理の専門家)として、代々加賀藩の財政に携ってきた猪山家八代目・直之(堺雅人)。
そんな彼は、時に同僚からですら“算盤バカ”などと言われる男だった。
時は江戸時代後半。
天保の大飢饉などもあり、
加賀百万石と謳われた藩も財政状況は芳しくない。
加えて当時の武家社会には、身分が高くなるとそれに応じて出費も増えるという構造的な問題があった。
直之は家財道具を処分し、借金の返済にあてることを決断。
倹約生活を実行することになった猪山家の人々。
とりわけ妻のお駒(仲間由紀恵)は、直之の一番の理解者として、
明るく献身的に家を切り盛りしていく――。