また会える
郁代が会わせてくれた一条真也さんのブログに共感しました。
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人間が最も物語を必要とするのは、愛する人を亡くした時です。
死別はたしかに辛く悲しい体験ですが、
その別れは永遠のものではありません。
必ずまた愛する人に会えるのです。
風や光や雨や雪や星として会える。
夢で会える。
あの世で会える。
生まれ変わって会える。
そして、月で会える。
いずれにしても、必ず再会できるのです。
ですから、死別というのは時間差で旅行に出かけるようなものなのです。
先に行く人は「では、お先に」と言い、後から行く人は「後から行くから、待っててね」と声をかけるのです。本当に、ただ、それだけのことなのです。
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「あなたにあえてよかった」も紹介してくださったのですね。
いろんな方が郁代に会ってくださって、とてもうれしかったです。
「死ぬことでその人は永遠に生き続ける」のです。
婚約者に残した手紙には、こんな風に書かれていました。(後半部分)
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私の意思を尊重し信頼してくれた両親のおかげで、
これまで自分の道は自分で決めてこられたし、
やりたいことがいろいろ出来たので、後悔は全く無いんだよ。
そして、
たかさんという本当に心から愛せる人に巡り会えたことで、
私の人生は最後にすごく輝きました。
たかさん、私が死んでもあまり悲しまないでね。
私は死ぬことは怖くないんだよ。
もしあの世があるとしたら先にいって待ってるけど、
たかさんはあまり早くこないでね。
もし生まれ変わることがあるようだったら、
すぐにでもまたこの世に、女の子として生まれてきて、
いい女に成長してたかさんを探してアプローチするから。
たかさん、今まで本当に本当に有難う。
郁代